お世話係インタビュー

「ご入会をご検討のみなさま。
海外書き人クラブについてお話します」

海外書き人クラブの会員が在籍する国が80を超えました。もう会員数は充分すぎるのでしょうか。

いえいえ。仕事も増えてきて、全然足りない状態です。ライターはもちろん、カメラマン、コーディネーター、通訳者、翻訳者など様々な人材を大募集中です。

やはりバリバリ活躍している人が求められているのでしょうか。

そうでもないです。現在の会員にももちろんプロライターとして食べている人もいますが、会社勤めなど別の仕事を持っていて、兼業でライターやカメラマンをしている方も多いです。そうした兼業ライターはどんどん増えていくと思います。

というのも今までは「子育て事情」とか「世界各国の子どもの様子」といったどちらかというとジェネラルな依頼が多かったのですが、最近では一般企業のサイトやオウンドメディアからの話が増えてきているんです。たとえばぐるなび様から「食のトレンドを知りたい」とか、NTTの関連会社様から「ITビジネスやAIビジネスのレポートがほしい」とか。そうした仕事にはある種の専門性が求められますから、何か詳しい分野がある方はライター経験がなくてもどんどんご連絡ください。

それから特に、日本人があまりいない国に住んでいる方はそれ自体がストロングポイントですから、ぜひご連絡ください。



プロのライターでなくてもいい、と。

はい。ライターというとすごくハードルが高いと思われる方もいるかもしれませんが、別に難関資格があるわけでもない。自分が名乗ってしまえばライターなんです。一回でも文章でお金を稼げば、「プロ」とも言えますよね。

だから今、あなたがプロである必要はありません。海外書き人クラブに入って仕事をすれば、その時点でおのずとプロになりますから。

むしろ私が重視しているのは、「プロの社会人」であることです。「約束や締め切りは守る」「人をだまさない」「きちんと調べる」「盗用・盗作はしない」などですね。

つまり「プロの社会人」どころか「まともな人間」であればいいのですが、そうではなくて退会していただいた方もいます。

さきほど「兼業でもいい」と書きましたが、「副業」とか「こづかい稼ぎ」と考える方はご遠慮願いたい。お金をもらって仕事を受注した以上、主業も副業もありません。

私たちは直接顔を合わせて仕事をするわけではないいわば「クラウドソーシング」なので、そのあたりの「常識の共有」は大切にしたいです。

とはいえ、お金を貰う仕事ができるレベルにあるのか、不安に思っている方もたくさんいると思います。

不安は当然です。私自身、もともと広告業界で働くコピーライターでしたが、ライターになるときはものすごく不安でした。つまり私も同じ経験しています。

そういう方へのアドバイスは、ひとことです。

「最初はだれでも素人だった」

ライターだけでなく、今をときめくベストセラー作家も、最初は素人だったのです。全員が全員。怖がらず踏み出すこと、そして努力することが大切です。

「モノを書く技術」とは要は国語力ですから、大学受験のときにしっかり勉強したというバックグラウンドがあれば努力次第でどんどん伸びます。

実際、会員になってから実力をつけて、電子ではない紙の自著を出版するレベルになった方も20人やそこらではありません。あなたもぜひその仲間入りをしてください。

海外書き人クラブお世話係・柳沢有紀夫に連絡 柳沢有紀夫オフィシャルサイトへ