【海外ライターに12の質問】②タイ・梅本昌男さん

エジプト、ギザのピラミッドの前で

各ライターの「仕事ぶり」だけでなく、「人となり」をご覧いただく【海外ライターに12の質問】

第2回は、タイ在住の梅本昌男さんの登場です。海外書き人クラブでも15年以上にわたり活躍中の凄腕ライターです。

 

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1 これまでの略歴を教えてください。

学校を出て化学系メーカーのサラリーマンしていたのですが、29歳の時に突然やめ、ワーキング・ホリデイ制度を利用してカナダへ行きました。

そこで、邦字新聞の記者、ベルリッツの日本語教師をした後、フリーライターになりました。カナダに9年滞在した後、2001年からタイのバンコクへ移動し東南アジア各地を回りました。2006年、今度はエジプトのカイロを拠点にアラブ諸国を1年程ぶらり。現在、再びタイと東南アジアを奔走中です。

マカオにある地上300mのタワーの頂上へ

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2 Youは何しにその国に?

カナダで西欧文化経験をしたあと、また新しい文化に触れたいと思っていました。そこで「記事の需要がある」「ライターをするための環境(ネットや宅急便など。当時はスライド写真を出版社さんに送っていたので)が整っている」「安全」「物価が安い」などが揃っていたのがタイでした。

やって来たタイは、人が良く、食べ物も美味しくて、書くネタに尽きない、正に“アメージング・タイランド”(*タイ観光局のコピー文句)でした!

ちなみに、これまで約30か国を訪れました。その内、約3分の2で取材をしています。安宿に泊まって、アポの手配など何でも自分でやります。経費削減のため懸命です(笑)。

 

3 ライターの仕事を始めたきっかけは?

本が好きで、日本で投稿マニアをしていました。カナダで日系新聞さんに雇っていただき、それがスタートになりました。

 

4 ライター以外の仕事はしていますか? それはどんな?

カナダ時代は日本語の先生をしていました。

 

5 世界一好きな場所はどこですか?

本屋さんと映画館です。

 

6 いちばん好きな小説はなんですか?

10代で好きだったアメリカのハードボイル系小説が今でもすきです。ダシール・ハメットやレイモンド・チャンドラーといった。フリーライターの仕事って、そういった作品に出てくる私立探偵と似ていると思うんです。一時だけ、誰かの人生に少しだけ入って、事件が終わると消えていく…みたいな所が。恰好つけ過ぎですいません(笑)。

 

7 会ってみたい人は誰ですか?

う~ん、すいません特に思いつきません。反対、誰とでも会ってみたいです。どんな方も興味深いものを持っていると思うので。

 

8 趣味や余暇の過ごし方を教えてください。

本を読むこと、映画を観ること、ジャズを聴くこと、そして旅です。

カンボジアでお洒落(?)な虫料理に挑戦

カンボジアでお洒落(?)な虫料理に挑戦

 

9 仕事場はどんな感じですか?

家賃7000バーツ(約2万1千円)の安アパートが住居兼オフィスです。

 

10 使っているSNSはなんですか? いつから?

フェイスブックです。でもメッセンジャーを利用しているくらいで、全然うまく活用出来ていません……。使い始めたのは5~6年前でしょうか。

 

11 生まれ変わったら何になりたいですか?

またフリーライターとして海外で物を書いていたいです。本当に。これが自分の天職だと思っているので。

 

12 最後に一言!

旅行・食・自然・ビジネスなどなどジャンル問わずの何でも屋です!写真も撮っています。

定年のない職なので、体が動いて、お仕事を頂戴出来る限りは書き続けたいです!

 

≪梅本昌男さんの「世界のコトなら」執筆記事≫

梅本昌男さんの海外書き人クラブ名簿を見る

【文:海外書き人クラブ】

(タイでビジネスをする上でのノウハウを紹介した書籍の紹介が一番下にあります。ぜひご覧ください)



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