【海外ライターに12の質問】➄中国・香港 りんみゆきさん

りんみゆき

海外在住ライターの「仕事ぶり」だけでなく、「人となり」をご覧いただく【海外ライターに12の質問】第5回香港在住の空飛ぶライター、りんみゆきさんの登場です。「えっ、空飛ぶライターって何だ?」……詳しくはぜひ本文をご覧くださいっ!

【りんみゆき プロフィール】
1994年より香港在住。外資系航空会社CA、日本語教師、学校運営を経てフリーランスのライター・通訳として活動中。
著書「海外のいろんなマラソン走ってみた」共著「台湾・香港deワーキングホリデー」ほか雑誌、ウェブに寄稿。

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1 これまでの略歴を教えてください。

小・中学生時代はアメリカで過ごし、高校・大学は京都で通いました。大学卒業後は仕事で香港へ移住。航空会社でキャビンアテンダントを10年間した後、出産を機に退職。毎晩家に帰ってこらえる仕事をしたいと思い、養成講座に通い日本語教師になりました。その後子どもが二人になり、育児とバランスがとれるよう在宅でライターと翻訳をすることに。長男が小学生になった2010年に、香港に日本語補習校がないことを知り、数人で設立しました。2年前に個人事業主カンパニーを設立し、ライティング、通訳、コーディネート、ワーホリサポート、トラベルサポートをしています。

 

2 Youは何しにその国に?

1994年に就職で香港に来ました。学生時代両親が駐在で香港に住んでいたので、一度遊びに行き、香港の魅力にどっぷりとはまりました。運よく大学4回生の秋に香港を拠点とする航空会社の日本採用があり、応募しました。来港した1994年はイギリス植民地だった香港。1997年に中国に返還されたら、香港を去るつもりでしたが、あれよあれよという間に永住権を取得し、子どもも生まれ、気が付いたら23年住んでいます。香港はいろんな国の人がいろんな事をしながら存在できる場所で、とても居心地がいいです。

 

3 ライターの仕事を始めたきっかけは?

日本語教師をしていた頃、2歳の長男が数晩続けて、寝歩きして玄関に行き「ママ行かないで!」と泣き叫んだんです。生後6ヶ月の下の子のこともほとんど構ってあげていないと気づき、在宅でできる仕事を探すことにしました。ちょうど香港の日本語情報誌で在宅ライターを募集していたので即応募しました。

 

4 ライター以外の仕事はしていますか? それはどんな?

商談通訳や展示会の通訳を主にしています。テレビ番組のコーディネートや食のリサーチなど、自分で興味があっておもしろいと思える依頼は引き受けています。香港にはいろんなコトやモノを求めていらっしゃる方が多いので、自分の世界も広がりいい刺激になります。

 

5 世界一好きな場所はどこですか?

香港の山からの景色

私は高いところが好きなので、家の裏にある山のてっぺんかな。1時間くらいでたどり着いて、ボーッとしたり、瞑想したり。家族が思い思いのことをしている家のリビングルームも同じくらい好きです。

香港の夜景

「百万ドルの夜景」で有名なザ・ピークからの夜景も、ポジティブエネルギーを感じられるので好きです。

 

6 いちばん好きな小説はなんですか?

ノンフィクション派なので小説はあまり読まないです。しいていえば「星の王子さま」でしょうか。人の人生について書かれた本をよく読みます。

 

7 会ってみたい人は誰ですか?

最近個展に行ったニューヨーク在住の95歳のファッションアイコンでビジネスウーマンのIris Apfelさん。いくつになっても自分のスタイルを持って、凛として存在できる女性に憧れます。

 

8 趣味や余暇の過ごし方を教えてください。

旅行とアウトドアが好きなので、どちらかをしていますね。あと歌ったり踊ったりするのも好きです。香港のwomen’s choirに所属しているのですが、先日、香港返還20周年のコンサートに参加しました。今はお休みしていますが、フラダンス、ベリーダンス、ズンバ、日本舞踊も習っていました。

 

9 仕事場はどんな感じですか?

寝室の端にくっついている小部屋を仕事場にしています。窓からはビーチがよく見えるので、パソコンで目が疲れた時はボーッと外を眺めて気分転換。お天気のいい日はボーっとしすぎて仕事がはかどりませんけどね(笑)。

 

仕事場

 

10 使っているSNSはなんですか? いつから?

Facebookは東日本大震災の後、知り合いとつながれるようにと始めました。インスタは、自分が感動する素敵な風景やおいしい食べ物を他の人ともシェアしたいと思い、つい最近はじめました。

 

11 生まれ変わったら何になりたいですか?(職業でも動物でもモノでも)

今のライフスタイルがすっごく気に入っているので、生まれ変わっても同じになりたいです。

 

12 最後に一言!

今の夢は「2020年東京オリンピックの聖火ランナーになること!」です。

 

【文:海外書き人クラブ】

(この記事を書いたりんみゆきさんの電子書籍の紹介が、ページの一番下にあります。ぜひご覧ください)

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