先日「世界のコトから」で発表した【日本は全然「おもてなしの国」でないと感じる9つの点】という記事。オーストラリア在住ライターの私、柳沢有紀夫が考えるポイントを挙げたのですが、他の海外在住ライターはそれぞれに対してどう感じたのかを訊いてみました。
「在住国も日本と同じ」とか「日本以上にひどい」という意見もあり、各国事情もうかがえて興味深いです。
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1 電車に乗るとき、降りる人が済む前に乗りこむ人が多い
【賛同の意見】
- ベビーカーをひいている人や足の悪い人などが降りられなくなっているのを見るといたたまれなくなります。(カンボジア在住ライター ナオコ)
【賛同する人】
- (カナダ在住ライター S&K)
- (ネパール在住ライター shyu)
- (ネパール在住ライター 宮本ちか子)
- (アラブ首長国連邦在住ライター アルカッサブ幸子)
【「在住国も日本と同じかそれ以上にひどい」と感じる人】
- (元オーストリア在住ライター バレンタ愛)
- (インドネシア在住ライター さいとうかずみ)
- 困るなぁと思うのですが、在住国のほうがもっとひどいので、それほど気になりません。(ペルー在住ライター 原田慶子)
2 「歩きスマホ」をしている人が多い
【賛同の意見】
- 「歩きスマホは周りに大変迷惑です」に1票! 子供を連れながら駅でスマホをいじっている親を見ると、こちらがハラハラします。(カンボジア在住ライター ナオコ)
【賛同する人】
- (カナダ在住ライター S&K)
- (元オーストリア在住ライター バレンタ愛)
- (ネパール在住ライター shyu)
- (ペルー在住ライター 原田慶子)
- (アラブ首長国連邦在住ライター アルカッサブ幸子)
【「在住国も日本と同じかそれ以上にひどい」と感じる人】
- (インドネシア在住ライター さいとうかずみ)
3 信号のない横断歩道では、歩行者が待っていても停まらない車がほとんど
【賛同の意見】
- スコットランドでは、かなり車両が優先されており、それをみんながルールとして認識して行動しています。ただし横断歩道のない道での配慮は、日本以上にあると私も同意します。(スコットランド在住ライター 石橋貴子)
- 日本の公道歩くのが怖いです。車は横断歩道でも止まってくれないし、それでも渡ろうとしたらドライバーに逆切れされるし……。ヨーロッパ(アイルランド、イギリス、スイス、ドイツ、フランス、ポルトガルなど)では横断歩道を渡ろうとしたら、ドライバーたちちゃんと停止してくれることが多いです。恐らく罰金など厳しく取り締まられているからかな、と思います。日本はその辺り、甘いのかもしれないですね。(スイス在住ライター 小島瑞樹)
- ネパール、インド、タイよりは、日本のドライバーの方がまだ親切で渡りやすいといつも思ってました。以前、オーストラリアで、信号のない横断歩道でことごとく車が止まってくれ、いい習慣だなあと感心した記憶があります。(ネパール在住ライター 宮本ちか子)
【賛同する人】
- (カナダ在住ライター S&K)
- (ネパール在住ライター shyu)
- (アラブ首長国連邦在住ライター アルカッサブ幸子)
【「在住国も日本と同じかそれ以上にひどい」と感じる人】
- (元オーストリア在住ライター バレンタ愛)
- (インドネシア在住ライター さいとうかずみ)
- 困るなぁと思うのですが、在住国のほうがもっとひどいので、それほど気になりません。(ペルー在住ライター 原田慶子)
4 合流しようとする車を入れないように意地悪する人がいる
【賛同の意見】
- 印象でしか語れませんが、スコットランドは全体的にゆったりしていて、割り込みしようが、されようが、的なものを感じます。UKの高速道路料金が無料であることが関係しているかもしれません。(スコットランド在住ライター 石橋貴子)
- 車は運転しなかったので分かりかねますが、人もそうだなと思いました。入れてあげるどころか、入れないようにしているといった印象です。ご年配の方や女性に エレベーターに乗る順番を譲ったり、ドアを持っていてあげたりもせず、席も譲らない。そして駅で荷物がぶつかったりしても、何も言わない人が多くてびっくりしました。ただ電車の中で 私と子供達の席が離れてしまった際に、隣の方が気を利かせて席を交換しようとおっしゃってくださったり、子どもには優しいなと思いました。(アラブ首長国連邦在住 バッシャー・アルカッサブ)
【賛同する人】
- (カナダ在住ライター S&K)
- (ネパール在住ライター shyu)
- (アラブ首長国連邦在住ライター アルカッサブ幸子)
【「在住国も日本と同じかそれ以上にひどい」と感じる人】
- (元オーストリア在住ライター バレンタ愛)
- (インドネシア在住ライター さいとうかずみ)
- 困るなぁと思うのですが、在住国のほうがもっとひどいので、それほど気になりません。(ペルー在住ライター 原田慶子)
5 自転車も歩行者に道を譲らない
【賛同の意見】
- ネパールでは自転車は車扱いなのかどうかわかりませんが、基本車道を走ります(といっても歩道がほとんどないのだから当然か?)。なので、日本で歩道を自転車走ること自体に違和感があります。また、かなり飛ばしているので怖いと感じます。(ネパール在住ライター 宮本ちか子)
【賛同する人】
- (カナダ在住ライター S&K)
- (ネパール在住ライター shyu)
- (アラブ首長国連邦在住ライター アルカッサブ幸子)
【「在住国も日本と同じかそれ以上にひどい」と感じる人】
- (元オーストリア在住ライター バレンタ愛)
- (インドネシア在住ライター さいとうかずみ)
- 困るなぁと思うのですが、在住国のほうがもっとひどいので、それほど気になりません。(ペルー在住ライター 原田慶子)
6 スクランブル交差点など繁華街の音がうるさすぎる
【賛同の意見】
- totally agreeです! 一方で、パブの音楽の大音量をスコットランド人が気にしないのは不思議でして。人と話したいのに、グラスゴーの訛り以上に邪魔するのは、大音量ミュージックだったりします。(スコットランド在住ライター 石橋貴子)
- 帰国のたび私もうんざりするのですが、例えば駅のホームで電車を待っている時に、電車到着の音楽は鳴りまくるは、自動アナウンスの上に別の駅員さんのライブ(?)アナウンスがかぶって、もう何が何だか。親切のつもりでのアナウンスなのでしょうが、同時に違うアナウンスをされても騒音になるだけで、結局知りたい情報は全く聞こえないという……。JR西日本の話なので、他の地域は違うかもしれません。(スイス在住ライター 小島瑞樹)
- 同感です。渋谷に何年かぶりにいったとき、あまりのうるささにびっくりしました。(ネパール在住ライター 宮本ちか子)
- どれも共感しましたが、街の騒音について 私も言わせてください。東京駅の新幹線乗り場のアナウンスも騒音に思えてしまいました。 エスカレーター の「お足元にご注意ください」の音が重なり過ぎています。何が何だか分からないくらいで、まるで市場のような雑多な印象なのは残念です。私は日本語が分からないので 、そう感じたのかもしれませんが。(アラブ首長国連邦在住 バッシャー・アルカッサブ)
【賛同する人】
- (カナダ在住ライター S&K)
- (元オーストリア在住ライター バレンタ愛)
- (ネパール在住ライター shyu)
- (ペルー在住ライター 原田慶子)
- (アラブ首長国連邦在住ライター アルカッサブ幸子)
7 完全禁煙でない、または分煙がいい加減なレストランが多すぎる
【賛同の意見】
- アルゼンチンはまだまだ途上国ですが、屋内でタバコが吸える場所はまずありません。バーでもレストランでも友達の家でも、喫煙者は外へ出て煙草を吸うのが常識です。(アルゼンチン在住ライター 山本夏子)
- 喘息もちなので、しっかり区切ってほしい!と帰国のたびに思います。(カンボジア在住ライター ナオコ)
- 同感です。禁煙席といっても、喫煙席と壁で仕切られないことが多く、煙の匂いが気になることが多いです。(ネパール在住ライター 宮本ちか子)
【賛同する人】
- (カナダ在住ライター S&K)
- (元オーストリア在住ライター バレンタ愛)
- (ネパール在住ライター shyuさん)
- (インドネシア在住ライター さいとうかずみ)
- (ペルー在住ライター 原田慶子)
- (香港在住ライター りんみゆき)
- (アラブ首長国連邦在住ライター アルカッサブ幸子)
8 路上の「スモーキングエリア」の外にもタバコのにおいが充満している
【賛同の意見】
- 大気汚染以外の何物でもない! 自分が吸っていた時には、逆に臭いにも煙にも気づかなかったのですが……。(カンボジア在住ライター ナオコ)
【賛同する人】
- (元オーストリア在住ライター バレンタ愛)
- (ネパール在住ライター shyuさん)
- (インドネシア在住ライター さいとうかずみ)
- (ペルー在住ライター 原田慶子さん)
- (アラブ首長国連邦在住ライター アルカッサブ幸子)
【「在住国も日本と同じかそれ以上にひどい」と感じる人】
- 残念ながら、完全禁煙まで行かないのが、スコットランドです(同じ英国でも大都会ロンドンなどは事情が違うかもしれません)。歩きタバコも多いです。(スコットランド在住ライター 石橋貴子)
- (カナダ在住ライター S&K)
9 ゴミ箱が少ない
【賛同の意見】
- 9番は毎回帰国時に不便だなあ、と私も思います。前帰国した時、1時間半ぐらい捨てたいゴミを手に、ゴミ箱を探してぶらぶらしていることもありました(苦笑)。サリン事件でゴミ箱(今はテロ対策もあるかもしれませんが)撤去されて以来、ゴミ箱が減ったのですね。そういえばそうだ、と思いつつ、やっぱりゴミ箱増やしてもらわないと困るな、といつも思います。(スイス在住ライター 小島瑞樹)
- 日本に帰るたび、本当に困っています。自宅から持って行ったものを持ち帰るのは当然とは思いますが、ちょっとしたゴミを捨てられずに困ることが多いです。(インドネシア在住ライター さいとうかずみ)
- 賛同します。特に9のゴミ箱の数。観光客に「ゴミは持ち帰りましょう」ってありえません。ホテルに持ち帰る前にコンビニで捨てるようにしていますが、そこでも「家庭のゴミは捨てないでください」の張り紙が。ニュースで外国人観光客がゴミをその辺に捨てて困るとありましたが、すごくその人たちの気持ちがわかります。(香港在住ライター りんみゆき)
【賛同する人】
- (ペルー在住ライター 原田慶子)
- (アラブ首長国連邦在住ライター アルカッサブ幸子)
【その他の意見】
- ゴミ箱がなければ持ち帰ればいいんじゃないですか?(ネパール在住ライター shyu)
海外在住ライターや海外在住者の意見は以上です。
9ですが、個人的には「(そこで買ったものではないものを)コンビニのゴミ箱で捨てる」というのは、コンビニの方に申し訳ないなあという気がします。
やはり公共のゴミ箱を増やすべきだと思うのですが、問題はどう回収するかですよね。
そう考えるとじつは「コンビニで捨てられるようにして、その分コンビニに対して行政がお金を払う」みたいな形は一つの手かもしれないなと思いました。「コンビニに行けばゴミを捨てられる」となっていると、誰にもわかりやすいですしね。多くのコンビニには駐車スペースがあって、収集する車も泊まりやすいですし。
本当は「コンビニへの配達車に【ゴミ収納スペース】みたいなものをつくり、持ち帰ってもらう」というふうにできるとものすごく効率的なんですけど、どんなに衛生面で考慮しても生理的に難しいのかなあ。
日本は全然「おもてなしの国」でないと感じる9つの点の記事も、ぜひご覧ください!
【文 柳沢有紀夫(海外書き人クラブ)】
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