【オーストラリア在住ライター直伝】ブリスベン・サウスバンクで楽しめる5つのアクティビティ

サウスバンクの人工砂浜ビーチとヤシの木

海外出張や飛行機の乗り継ぎでたまたま1日空いたとき、どこでどう過ごすかは悩ましいものですね。

はたまた日本から来た知人がたった1日しかフリーになる時間がないとき、どこに連れて行くか。

オーストラリアのブリスベンなら、「サウスバンク」がオススメです! もちろん在住者も楽しめる魅力がいっぱいです。

こんにちは。海外書き人クラブ所属、オーストラリア在住ライターの柳沢有紀夫です。今回は私がそのサウスバンクの魅力をたっぷり紹介します。

もちろんブリスベンとその周辺には、サウスバンク以外にも楽しめるところはたくさんあります。だけどテーマバークならテーマバークだけ、島なら島だけ、動物園なら動物園だけと一つに限られてしまいます。

でもサウスバンクなら「遊び」「おみやげ探し」「乗り物」「学び」「食」と、旅行の様々な楽しさが全部1ヵ所に固まっているのです!

だから充実して楽しめるとも言えるし、もしもあるスポットがつまらなくてもすぐに別のスポットに行ける! そんな場所だから、私も安心してオススメできます。

サウスバンク全景。シティから

スポンサーリンク



行き方カンタン!


そうなんです。無茶苦茶簡単です。

というのも街の中心である「シティ」(地図では川の右上。ブリスベンBrisbaneと表示されるところ)からビクトリア橋(Victoria Bridge)を渡った向こう側だからです。

ビクトリア橋(Victoria Bridge)から、南にあるグッドウィル橋(Goodwill Bridge)までの西岸が、だいたいサウスバンク(South Bank)にあたります。

シティのどこからサウスバンクのどこに行くかにもよりますが、散歩がてらに歩いて5~15分といったところです。

つまり徒歩圏内です。

 

ただどうしても電車やバス、はたまたフェリーで行きたいという方。はたまたシティ意外の場所に泊まっているいる方は、下記の【ジャーニープランナー】というサイトをご利用ください。

トランスリンクという州政府の公共交通機関が運営する乗換検索サイトです。

https://jp.translink.com.au/plan-your-journey/journey-planner

 

つかいかたは日本の乗換検索サイトとだいたい同じ。サイトにアクセスして、出発地や行先とか、出発時間または到着しなければならない時間、曜日などを入力すれば、どの交通機関がいいか教えてくれます。

電車、バス、川を走る船の利用方法は、トランスリンクの中に日本語の案内があります。

https://translink.com.au/node/148

さきほど「徒歩圏内」と書きましたが、旅先で公共交通機関に乗るのはそれだけで楽しい冒険になりますよね。

 

さて、ではいよいよサウスバンクの魅力をお伝えしましょう!

 

1 人工砂浜プールが異世界(遊び)

サウスバンクの人工砂浜プール

シティ(街の中心部)からサウスバンクへの徒歩のメインルートであるビクトリア橋(Victoria Bridge)を渡り、川沿いまたはもう一つ内側の遊歩道(「車道」ではありません)を南南東に下ること約700メートル。人工砂浜のプールが現れます。

ここの魅力はなんと言ってもまず広さ。人工砂浜を持つプールはゴールドコーストのコンドミニアムなどでもありますが、これだけ広いところはそうはありません。

もう一つの魅力はそのロケーション対岸の高層ビルを眺めながら泳いだりくつろいだりするのは、まさに「都市型リゾート」といった感じです。

しかも「入場無料」ですし。

砂浜とかその外側の芝生とかで、日光浴をしている外国や州外からのバックパッカーなどもよくいます。

サウスバンクの人工砂浜プール。子ども用水遊びエリア

それと水深50センチほどの「水遊びゾーン」もあるので、お子様連れにも人気

夏にはライフガードもいますし、トイレも兼ねた更衣室もあるので安心です。

唯一の難点は温水ブールではないところ。かなり寒い日でも入っている人がいるのですが、我々日本人にはちょっと無理かな。

 

2 青空マーケットが楽しい(おみやげ)

サウスバンクマーケット全景

人工砂浜プールの砂浜より約50メートル内側、スタンリーストリートプラザ(Stanley Street Plaza)というこれまた遊歩道にできる青空マーケット。正式名称は「ザコレクティブマーケットサウスバンク」(The Collective Markets South Bank)です。

さきほどの人工砂浜プールは夏場限定の楽しみでしたが、こちらは週末限定。営業日時は下記の通りです。

金曜日 5pm – 9pm

土曜日 10am – 9pm

日曜日 9am – 4pm

金曜日は夕方からで、日曜日は早じまいするので、ご注意ください。

 

ブリスベンにはいくつも青空マーケットがあって、それぞれ特徴があります。

その中でここの魅力はズバリ「おみやげにしたくなるグッズがたくさんそろっていること」です!

いくつか見ていきましょう。

飛び出す絵本のように紙が立ち上がるカード

飛び出す絵本」みたいに飛び出るカード

風鈴の一種

くるくるまわる風鈴の一種。

ろうそく屋さん

ろうそく各種。

パラシュートソファを売る屋台

パラシュートの素材でできていて、空中で回すと中に空気が入ってソファーになるもの。空気が入っていないときは左上に吊るされている袋くらい小さくなります。

 

このようにたのしいグッズはいっぱいですが、一方飲食系屋台はあまりありません。先日私が行ったときは、チュロス(あのドーナッツを細長くしたような揚げ菓子ですね)屋さんとかあと2~3軒くらいでした。

でも安心してください。この周囲ファーストフード系の店から、おしゃれなレストラン、カフェ、バーなどがある飲食店街。逆にいえばすでに激戦区なので青空マーケットに進出しようとする飲食店経営者は少ないということになると思います。

またひとつご理解いただきたいのは、青空マーケットなので店の出入りが激しいのはいたしかたないという点。ここで紹介した店も翌週にはなくなっていることだって、充分あります。

でもその分、このブログでも紹介されていないユニークな店をあなたが発見できるかもしれませんね。

3 飲食店も充実している(食)

サウズバンクのレストラン

さきほども書いた通り、このあたりは飲食店街。グルメも楽しめます。

青空マーケットがあるスタンリーストリートプラザ(Stanley Street Plaza)という遊歩道にもいくつかありますが、そこから50メートルほど川から離れたリトルスタンリーストリート(Little Stanley Street)とグレイストリート(Grey Street)にはオシャレな飲食店が軒を連ねています。

もっとカジュアルに済ませたいときはスタンリーストリートプラザ(Stanley Street Plaza)の北端の先にファーストフード店が建ち並んでいます。

 

4 博物館・美術館もある(学び)
GOMAのピアノとアザラシのアート

サウスバンクにはクイーンズランド博物館(Queensland Museum)、そしてクイーンズランド美術館(Queensland Art Gallery)と現代美術館(Gallery  of Modern Art)の二つの美術館が一ヵ所に固まってあります。

市の中心部からのビクトリア橋(Victoria Bridge)を渡り切ったすぐ右側がそのエリアです。

ちなみにクイーンズランドというのはブリスベンがある州の名前です。ブリスベンの南にあるゴールドコーストや世界遺産のグレートバリアリーフで名高いケアンズも、このクイーンズランド州の一部です。

料金はいずれも常設展は無料ですが、特別展の場合は有料のこともあります。金額はそのときどきによって変わります。

 

クイーンズランド博物館

クイーンズランド博物館はオーストラリアの生物模型やはく製、そして恐竜の骨格標本など、なかなか充実した内容です。

サイエンスセンター(Science Centre)、つまり科学館的なものも併設されていますが、こちらは有料(大人14ドル50セント)。日本のあちこちにある科学館と比べて明らかに展示は見劣りするので、1000円以上も出していく価値はないかなと。

そのあたりは正直に伝えていきますね。

 

クイーンズランド美術館

日本の美術館と比べると……やっぱりイマイチです。オススメかと言われると微妙(またまた正直者です)。

というか世界的に有名な印象派の作品などがあたりまえのように展示されている日本の美術館の実力を改めて思い知らされます。いや、ホント、日本の美術館は一流ですよ。上野の国立西洋美術館にせよ、ブリジストン美術館にせよ、大原美術館にせよ、昔の実業家の収集がもとになっているわけで……いや、日本の先人たちはすごいです。

とはいえクイーンズランド美術館の弁護をさせてもらえば、なんたって無料ですから。サッと歩いて、興味のあるものだけじっくり眺めるというある意味贅沢な楽しみ方ができます。

ちなみにここは2017年8月くらいまでの予定で、館内の一部が改装中です。それはそれで悪くなくて、改装部分の主だった作品が一ヵ所の壁面に所狭しとまとめて並べられて、歩き疲れません。まあ、せせこましいとも言えますが。

 

現代美術館(略称GOMA=ゴーマ)

むしろこっちのほうが「日本ではなかなか見られないもの」を展示されていて、「外国ならでは」の体験ができるかもしれません。

特に特別展の会場となる第一展示室は、二階天井部分まで吹きぬけという圧倒的高さを生かした、圧倒的なバカバカしさの作品なんかを展示することがあって、圧倒的に圧倒されます。

……はい、完全に圧倒されています。

GOMAの恐竜と本棚のアート

同行者曰く「IKEAのディスプレイ」? ……けだし名言だと思いました。

あと、ここでは三階一番奥にあるリバーラウンジ(River Lounge)というスペースになかなか心地がいいソファーが置いてあって、歩き疲れたときなど窓越しの景色を眺めながらリラックスできます。

 

5 ボーッとする(リラックス)

サウスバンクのボードウォークの蒸気機関車風乗り物

海外の雑踏で外国語に耳を傾けながらボーッとするのが好きという方もいると思います。

そんなあなたには人工砂浜プールとブリスベン川の間のサウスバンクボードウォーク(South Bank Boardwalk)がオススメです。

ここも遊歩道なので、車の騒音に閉口することはありません。その一方で川を優雅に進む船を眺めることができます。こんなかわいい乗り物も。

 

【まとめ】

  • 人工砂浜プールで遊び、
  • 青空マーケットでおみやげを選び、
  • 充実したレストランで食事を楽しみ、
  • 博物館で学び、
  • 川沿いでボーッとできる

サウスバンクは一日たっぷり楽しめます!

【文:海外書き人クラブ 柳沢有紀夫】

(「海外在住ライターを使ってみたい」と思われている方。「海外在住ライターになりたいと思われている方。耳寄りな情報があります。ぜひこのページの下のほうまでご覧ください)



スポンサーリンク




スポンサーリンク






海外書き人クラブにお任せください!

「海外書き人クラブ」は2000年に設立された海外在住日本人ライター・カメラマン・コーディネーター・翻訳者の集団です。2020年現在100ヵ国300名以上の会員が在籍中。日本国内のライターやカメラマンの手配も可能です。

【新聞社・出版社】では、朝日新聞社様・時事通信社・KADOKAWA様・小学館様・集英社様など

【広告会社・マーケティング会社】では、博報堂様・電通パブリックリレーションズ様・ぐるなび様など

業界の最大手や有名企業の皆様とも直接取引。経験と実績があります。

また新規会員も随時募集しています(入会金・年会費無料)。

海外情報をお求めの方、ぜひこちらをご覧ください。

海外書き人クラブの詳細はこちら!

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*