シドニーから車で2時間程度のブルーマウンテン。世界遺産にも認定され、世界中から手つかずの大自然を楽しみに多くの観光客が訪れる、シドニー近郊で屈指の人気観光地です。
ただ今回は「小さなお子さん連れの家族」でも楽しめる、自然の中で水遊びもできるスポットを紹介したいと思います。
こんにちは。海外書き人クラブ新会員の岡本礼子です。現在はニューサウスウェールズ州のブルーマウンテンに1年在住。オーストラリア歴は13年目になります。
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1 Jelly beans pool in Glenbrook
(グレンブルックの「ジェリービーンプール」)
プールといっても人工のプールのことではなく、国立公園内に位置するグレンブルック川で泳ぐことのできるスポットの名称です。
ブルーマウンテンのふもと辺りに位置する、グレンブルックという小さな街から車で15分ほどで行くことができるのも子連れには嬉しいところ。
国立公園内への入り口のゲートで入場料8ドル(2019年現在)を払い、そこから車で5分ほど道なりに進むと、左側にジェリービーンプールに一番近い駐車場に着きます。
駐車場から徒歩で5分ほど階段を下りていくと、ジェリービーンプールに到着!
国立公園を流れているので水もきれい! 安心して、おもいっきりお子さんと遊べる地元民にも人気な穴場スポット。
川岸は天然の砂でビーチになっており、居心地は最高。
ピクニック大好きなオーストラリア人。訪れる地元民は、ござやキャンプ用のいすをセットして、クーラーボックスに冷たい飲み物をいれて、ゆっくりとした時間を家族で楽しむ姿もよく見られます。
グレンブルック川は夏でも水温が冷たく猛暑がつづくオーストラリアの夏にはぴったり。
水の深さも浅瀬の場所がかなりあり、流れも速くないので子供連れには安心。
砂浜から、奥にいくと水深もかなり深くなるので注意が必要。大人たちは、そちらで岩場からダイナミックに飛び込んで遊んでいます。
日陰は日中になると少なくなるので、日焼け止め対策も忘れずに。ビーチテントやパラソルがあると便利。
また駐車場からビーチへの道はずっと階段になっているので、ベビーカーや車椅子は入れませんので、ご注意を。
夏の週末には混む場合もあるので平日に行くのがおすすめ!
山に囲まれたジェリービーンプール。セミの声がこだましてユーカリの木々に囲まれながらの川遊び、夏の子連れブルーマウンテン旅行にはぜひ訪れてみてほしいおすすめスポットです!
2 Katoomba Cascades in Katoomba
(カトゥーンバの「カトゥーンバカスケード」)
山頂近くに位置する、ブルーマウンテンの中では一番大きな街、カトゥーンバ。ブルーマウンテン屈指の観光地、有名なスリーシスターズもあり、観光客の方も多く訪れる人気の街です。
このカトゥーンバにある、子供連れでもブルーマウンテンの絶景と大自然の中のちょっとしたトレッキングも楽しめる「カトゥーンバカスケード」もかなりおすすめ。こちら、カトゥーンバ駅から車で15分ほどと近く、バスでも行くことも出来ます。
バス停や駐車スペースのある「カトゥーンバキオスク」というカフェ兼雑貨店の横にある入り口から入り、舗装された道を300mほど看板に沿って行くと到着。
入り口からすぐそばのReids Plateau(リーズ高原)には、小さなピクニックエリアや展望台があります。
広大な大自然の景色のなかをゆっくりと進むロープウェイも上空に見え、乗り物好きな子供は大喜び。またこちらの展望台からは、絶景とともにスリーシスターズを眺めることができるのが嬉しいところ。
入り口から、歩道が舗装されている箇所が多いので3歳くらいのお子さんからならかなり歩きやすくなっています。階段は多いので、ベビーカーの方はご注意を。
入り口から 10分程度歩くと、カスケードに到着。カスケードとは英語で小さな滝を意味し、サンドストーンで出来上がったこの滝のまわりを流れるマイナスイオンたっぷりな冷たく透き通った空気は、ぜひお子さんと一緒に味わってもらいたいおすすめスポットです。
滝の周りは踏み石がしいてあり、その周りを流れる冷たく透き通った川で夏は水遊びにぴったり。
水深も10cm程度(雨量による)と、泳ぐというよりはただ水遊びするのにちょうど良いと思います。滑りやすい箇所も多いので大人の方がしっかりと手をつないであげて安全に楽しんでくださいね。
以上、絶対楽しい!夏のブルーマウンテンで子供と遊べる2大スポット!でした。
ブルーマウンテンは山なので、気候や気温の変化が激しい場所です。特に水遊びやトレッキングにお子さんと一緒に行かれる際には、ちょっとした上着や安全な靴など、準備をしっかりとして楽しく安全に楽しんでくださいね!
(文・写真 岡本礼子)
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