こんにちは。海外書き人クラブ所属のライター、ボッティング大田朋子です。
今回は、わたしが愛してやまないアルゼンチンの首都ブエノスアイレスについて。
ブエノスアイレスに行ったら是非これを体験してくださいね、なんていうすごく独断な「おススメ体験 inブエノスアイレス」を紹介させてください。
まずは軽くアルゼンチンから。
アルゼンチンは日本の反対側にある国。東京とアルゼンチンは曲線距離だと17,951キロメートル、地球を半周しないと到着しない…って、本当に遠い国ですよねえ。
というわけで日本から訪ねるには少しばかり距離があるし、ヨーロッパや他のアジア諸国に比べたら日本人にはあまり馴染がない国かも…。ですが、アルゼンチンってマッチョ(南米ならではの壮大さ)だけど洗練&優雅さ(ヨーロッパ的な街並みと文化)があって、その上エネルギッシュ(建国からまだ200年弱)で…魅力のかたまりのような国なんです!
そして、そのアルゼンチンの首都ブエノスアイレスは「南米のパリ」と呼ばれるように建物や街並みが非常に美しい! ボカ地区のカラフルな家が立ち並ぶカミニ―トや、世界三大劇場の一つ「コロン劇場」、街の中心7月9日大通りにそびえ立つオベリスコ、トレンディーなレストランやカフェが溢れるパレルモ地区、日曜日のサンテルモ骨董市など観光名所は盛りたくさんです。
さて、すこぶるひとり決めではありますが、ここからはブエノスアイレスでのおススメ体験紹介を始めます!
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ブエノスアイレスおススメ体験 その1:タンゴショーとミロンガを満喫!
アルゼンチンはタンゴの発祥国。タンゴは世界無形文化遺産にも登録されていて、美しくて官能的な踊りです。本場だけあってブエノスアイレスではレベルの高いタンゴショーが手ごろな値段で楽しめます。ショーでタンゴの世界を満喫していただきたいのはもちろんですが、もう一歩踏み込んで「ミロンガ」にも是非脚を運んでください~
「ミロンガ」というのはタンゴを踊る場所のことで、今風でいうとタンゴ音楽がかかった “クラブ”とでもいうのでしょうか。
多くのミロンガでは、タンゴを夜通し踊りまくる「ミロンガ」の前にタンゴのグループレッスンが行われています。レッスン料はミロンガの入場料に含まれているので、時間が許せばぜひ早めに到着してレッスンを受けてみてくださいね。タンゴセラピーなんて言葉も生まれているように、タンゴを踊っていると(踊りマネでも)なんだか癒されるんですよね。
さすがに前準備なしにミロンガでかっこよく踊ることは難しいですが、ミロンガで老若男女が夜な夜なタンゴを踊り楽しんでいる姿は見ているだけでうっとり。「こんな風に音楽を全身で楽しむ世界が地球の反対側にあったんだ~」というレベルです。
ああ、書いているだけでミロンガに行きたくなってきちゃいました…。
ブエノスアイレスおススメ体験 その2:世界一の牛肉「アルゼンチンアサード」を満喫!
人よりも牛の数の方が多いといわれるほど牛肉大国のアルゼンチン。
アルゼンチンならではの食事はやっぱり牛肉です!
アルゼンチンで食べる牛肉の何が違うかって、まずは大きさ。
肉の切り方が独特で、本当に分厚い!
そしてお肉の味がこれでもかというくらいおいしいんです。
かつて社会の授業で習った、「パンパ」と呼ばれる草原地帯。その壮大なパンパに放牧されて育った牛肉が美味しくないわけなく、味つけなしの牛肉の赤身がこれほど美味しいのかと感動しちゃうくらい。
分厚いステーキはもちろん、アルゼンチン風の炭火バーベビュー「アサード」や「パリージャ」でチョリソや牛の小腸、アバラ肉、バシオ(お腹の肉)、モジェッハ(甲状腺)、チンチュリン(小腸)、リニョン(腎臓)といった臓物など牛肉のあらゆる部位が食べ尽くしてくださいね。
ああ、書いているだけで豪快なアルヘンティーナの肉料理が食べたくなってきちゃいました…。
ブエノスアイレスおススメ体験 その3:赤ワイン「マルベック」を満喫!
日本で見る新世界のワインは南米だとチリ産が圧倒的ですが、アルゼンチンも言わずと知れたワイン生産国なんです。そのワイン生産国アルゼンチン特有となったブドウ品種が「マルベック」。
でもアルゼンチンで生産される美味しいワインの80%は国内で消費されるとか。濃厚でボディーが強い赤ワインのマルベックは、前述のアルゼンチン産の牛肉と合わせると極上の世界です!
というわけで、本場に行ったら是非マルベックワインをお楽しみください~
ああ、書いているだけでマルベックが…(以下省略)。
ブエノスアイレスおススメ体験 その4:「マテ茶」を満喫!
“飲む野菜”ともいわれる「マテ茶」は、ビタミンやミネラルを豊富に含んだ世界3大飲料の一つ、アルゼンチン人が朝から夜まで飲んでいるハーブティーです。
アルゼンチン人が毎日飲んでいるとはいえ、カフェテリア(喫茶店)やレストランで飲むものではないので、自分でセットを買って試すしかありません!
スーパーやチナ(中国人経営者のお店)などで売られている「ボンビージャ(マテを飲むストロー)」とマテ容器、マテの葉っぱの3つを買い揃えてくださいね。
実はブエノスアイレスに住んで以来すっかりマテ茶の世界にはまったわたしは、アルゼンチンを離れて8年経った今もマテ茶なしでは生活できません。前述のとおり栄養価が高くて美肌や便秘への効能も知られているので特に女性におススメです!
以上、ブエノスアイレスでこれは絶対経験していただきたいおススメの紹介、なんて言いながら牛肉食べてマルベックワインとマテ茶を飲んで、夜通しタンゴを踊っているだけやん?なんてつっこまれそうですが、これが本当にイケルんです~!そこには人生の真髄が!…なんて少しおおげさですが、しつこいながら本当にイケルのでぜひお試しくださいね。
ブエノスアイレスでのおススメ体験紹介でした。
【文:海外書き人クラブ ボッティング大田朋子 https://tomokoota.wordpress.com/】
(ブエノスアイレスを舞台にした国際恋愛の電子書籍の告知が一番下にあります。ぜひご覧ください)
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