カメラの性能もあがり、誰でもいい写真が撮れる時代になりました(iPhoneの画像なんか、きれいでクラクラしますよね)。様々な画像処理などもインスタグラムなどでは超カンタンですよね。
とはいえ「手ぶれ」してしまった画像だけはどうしようもありません。「私、手ぶれしちゃうんですけど、どうしたらいいんですかね?」というあなた。ぜひこの記事をご覧ください。
こんにちは。海外書き人クラブ会員、オーストラリア在住の柳沢有紀夫です。
ライターとは別にプロのカメラマンを立てるという仕事は、よほど予算があるもの以外、ほとんどなくなりましたよね。海外書き人クラブで担当する仕事も、ライター自身が写真を撮るものがほとんどになっています(同様に「カメラマン自身が文章を書く」ことも多いです)。
ただ「撮り直し」になることが、たまにですが、あります。理由の一つは前回書いた「露出不足」ですが、それより多いのが「手ぶれ」です。今回はそんな手ぶれを防ぐ方法をあれこれとご紹介します。
スポンサーリンク
1 三脚を使う
抜本的な解決策はこれです! いつも手ぶれする方、三脚を使ってください。三脚があれば、手ぶれはしません。ロッド・スチュワートや矢沢永吉や西城秀樹くらい振り回さないと、ぶれません。……あっ、彼らが振り回しているのはマイクスタンドか。
価格コムで見たら、売れ筋商品でも3000円台。それで手ぶれがなくなるのですから、安いものです。
さらに慎重を期するためには「リモートケーブル(「リモートスウィッチ」とか「レリーズ」ともいう)を併用する」のが理想です。これだとシャッターを押すときに、カメラ本体も動かしてしまうことがないので、「星空」や「夜景」、さらには「月明りで印象的な写真を撮る」といったことも可能になります。
2 カメラを台などに乗せる
三脚がない場合は、できるだけカメラを台や本棚、テーブルなどなんでもいいのですが、固定したものに乗せるようにしましょう。それでずいぶん手ぶれの可能性が減ります。
ただしこれだと「斜め上45度から」とか「真俯瞰(真上)から」という写真は取りづらいです。あくまでも水平の写真を撮るとき限定の方法ですね。
3 壁などに体を押しつけて固定する
三脚も台もない場合は、これが有効です。人間ってまっすぐ立っているつもりでも、結構ぶらぶら揺れているんですね。体を壁などに押しつけるくらいの気持ちで寄りかかって固定すると、かなり安定します。
4 カメラは左手で持って、左脇をしっかり締める
「室内だけでなく、屋外でも手ぶれしちゃうんです」という方、いらっしゃると思います。たぶん原因はシャッターを押す際に、その勢いでカメラまで動かしてしまっているのです。そういう人は往々にして、両肘をあげて、肘から手首までを「ハ」の字型にして構えていると思います。
プロカメラマンのカメラの持ち方を思い描いてください。左の手のひらでカメラを下から支えて、脇を締めていますよね。イメージがわかない場合は、「カメラの持ち方」とか「カメラの構え方」というキーワードで「画像検索」をしてみれば、きれいなモデルさんが例を示しているサイトがたくさん出てきます。私みたいなオッサンが実例を示すよりもずっとみなさん幸せになれると思います。
この際、注意するのは「右手はシャッターを押すだけ」という気持ちでいること。そうすればシャッターを押しながら、カメラも動かしてしまうことはなくなると思います。
以上、「手ぶれを防ぐ4つの方法」でした。次回は「フラッシュを使うときの裏ワザ」をお伝えする予定です。
【文:海外書き人クラブ 柳沢有紀夫】
(「海外在住ライターを使ってみたい」と思われている方。「海外在住ライターになりたいと思われている方。耳寄りな情報があります。ぜひこのページの下のほうまでご覧ください)
スポンサーリンク
スポンサーリンク