フランスでも、食や身の回りの生活用品、環境などを意識している人々が年々増えています。こどもが生まれればなおのこと。今日はそんな自然派ママン(母親)たちが選ぶ定番オヤツを紹介します。
こんにちは。海外書き人クラブ新会員、フランス・トゥールーズ在住のオリーブひろみです。
フランスの自然派ママン達が選ぶのは、もちろん「ビオ」(オーガニック)のおやつ。日本ではまだ一部の客層が特殊な店で購入するというイメージですが、ここフランスでは様々な規模のビオの店が街中にあり、その他ビオマルシェ(市場)、大型スーパーのビオコーナーなども充実していて、人々の生活に浸透しています。
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それでは、自然派のママンたちがこどもに与える普段のおやつの定番を見ていきましょう。
1 ビオのフルーツ
リンゴやバナナ、その他季節によってイチゴや桃、洋なし、いちぢくなど、ビオのフルーツがこどもたちのおやつの定番中の定番です。カバンからいきなり取り出した皮付きのリンゴをそのままガブリと丸かじり!なんていう光景も、こちらではよく見かけます。
2 ビオのナッツ類、ドライフルーツ
フランスでは、ビオのナッツ類やドライフルーツが種類豊富、そして手頃な価格で手に入ります。
定番は、皮付きのピーナッツや、ヘーゼルナッツ、アーモンド、クルミなど。ドライフルーツは、ドライイチジク、ドライアプリコットなど、様々なものが売られています。いずれも量り売りで必要な量だけを買うことができます。
3 ビオのお米せんべい
フランスでお米?とびっくりされるかもしれませんが、ここでいうお米のせんべいとは、砂糖なしでプレーンな味のポン菓子のようなもの。こちらでは、食に気をつかっている人々を中心に、とてもポピュラーなものです。お米は、玄米が使用されているものをよく見かけます。種類も豊富で、他に、とうもろこしでできたもの、キヌア入りのもの、ゴマ入りのものなど様々です。そのままかじったり、人によってはジャムなどをのせたりもします
自然派ママンのこどもたちに、おなじみのおやつです。
4 パック入りビオのフルーツ100%のコンポート
日本ではこどものおやつとしてのフルーツコンポート(甘さ控えめのシロップ煮)はあまり一般的ではありませんが、こちらでは定番です。大きな瓶詰めから個詰めのパックなど、様々な形態で様々なメーカーから発売されいます。
中でも蓋付きのパックに入ったものは、スプーンいらずでどこでも手軽に食べることができるため、お出かけ時のこども用おやつとして、重宝します。中身ははリンゴや洋なし、イチゴやアプリコット、バナナや桃など様々です。
もちろん、ビオのメーカーからも各種発売されており、小さなスーパーなどでも手軽に入手することができます。
5 ビオのアーモンドミルクやライスミルク
フランスでは代替えミルクはとても種類が豊富で、お店の棚には様々なものがズラリと並んでいます。アーモンドミルクやライスミルクの他に、豆乳はもちろん、ヘーゼルナッツミルク、オートミールミルクなどもあります。プレーンなものはもちろん、おやつとして小さいサイズで、バニラ味やイチゴ味、ショコラ味などもあります。
どれも、こどもたちの味覚を育てるシンプルで健康的なおやつばかりですね。とはいえ、お誕生日などの特別な日には、ガトーショコラやフルーツ入りの焼き菓子など、豪勢なおやつもみなで一緒に楽しくいただきます!
【文・オリーブひろみ】
(この記事を書いている海外書き人クラブの紹介が、ページの一番下にあります。ご発注やご入会をお考えの方、ぜひご覧ください)
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