【ハワイ在住ライター直伝】観光でゼッタイ役立つ! 超カンタン基本のハワイ語5選

alohaの文字のパブリックアート

こんにちは、海外書き人クラブ所属、ハワイ島在住ライターの相原光です。

今回は、「観光で役立つ超基本のハワイ語」をいくつか紹介します!

ハワイでは、日常の会話の中で、ハワイ語の単語が頻繁に登場します。どこに行ってもハワイ語の表示があるので、ほんの少し知っているだけでも、とっても便利。ハワイをより楽しむために、超基本のハワイ語のポイントをまとめてみました。

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1 Aloha

 

aloha driveの道路標示

この言葉を知らない日本人は、おそらくいないハズ? 世界で最も有名なハワイ語だと思います。主に挨拶として使われますが、愛や優しさ、慈悲の心など、幅広い意味を持つハワイならではの言葉です。

注意したいのが、「発音」!

日本人はなぜか「アロハー」と最後を伸ばす人が多いのですが、これ、じつは日本人だけの特徴なのです。なぜ日本人の発音がこうなってしまったのかは謎ですが、地元の人から見ると、ちょっと違和感アリ。

じつは、ハワイ語は、母音を伸ばすと意味が変わってしまうのです。まあ、そのへんはあいまいになっている人も多いのですが、むやみに伸ばさない方が無難。「アロハ」という言葉をどうしても強調したいときは、「アローハ」と、ロの音を伸ばすのが一般的です。

「アロハ」の「ハ」を伸ばさないだけで、あなたのハワイ度はワンランクアップ! 「アロハー」と言っている友人には、「それ、ちょっとちゃうで」と突っ込んであげましょう。

2 Mahalo

「マハロ」とは「ありがとう」の意味。「アロハ」と「マハロ」は、いつでもどこでも使える便利な言葉。セットで覚えておくと便利です。

ありがとうの気持ちを強調したいときは、「Mahalo nui loa(マハロ・ヌイ・ロア)」で「Thank you very much」の意味になります。

日常的にはもっと簡単に「マハロ・ヌイ」という言い方をよく耳にします。気軽にバンバン使ってOKです。

3 E komo mai

空港やホテルに必ず書いてある言葉。飛行機のアナウンスなどでも、「アロハ、エ・コモ・マイ」というのは、慣用句のようになっております。意味は、英語の「ウェルカム」、日本語の「ようこそ」に相当。歓迎の意味を表す言葉ですね。

私のささやかな観察によると、「エ・コモ・マイ」は、玄関マットの定番フレーズのひとつだと言えます。ホテルの玄関マットには、たいてい書いてあるのですよ、この言葉。ワイキキのABCストアの入り口のマットにも書いてあったんじゃないかなあ(すみません、うろ覚えです)。

「エ・コモ・マイ」玄関マットは、ギフトショップでもよく見かけるので、ハワイ好きな人へのお土産にもいいかもしれませんね。

本当に、ありとあらゆる場所、特に観光地では必ず見かける言葉なので、ハワイ滞在の際はチェックしてみてくださいね。

4 A hui hou

「ア・フイ・ホウ」とは、「Good Bye 」の意味。「アロハ」同様、いつでも気軽に使える挨拶の言葉です。「アロハ」で会話をスタートしたら、「ア・フイ・ホウ」でシメましょう。

これも、最後を「ホー」と伸ばす人が多いのですが、「ホウ」が正解。「ホー」というのは、英語の発音なんですよね。ハワイ語は、紆余曲折を経て日常会話に流入しているので、もともとの姿がけっこうあいまいになっているケースが多いのです。日常会話は英語なので、ハワイ語の知識がない場合、どうしても英語の発音に引っ張られてしまうのかもしれません。

ハワイで生まれ育った人でも「ア・フイ・ホー」と「ホー」を伸ばしている人がたくさんいます。それを聞いたら、「あ、発音が英語風になってるな」と思ってくださいね。

最近は、ハワイ語への意識が高まっており、発音や表記に物申す人が増えています。明らかな間違いは、少しずつ訂正されつつあるので、今後は英語風の発音はなくなってゆくかも?

とりあえず、新たに覚えるなら「ア・フイ・ホウ」と、ちゃんとハワイ語発音で覚えておきましょう。

5 Pau

虹が出たハワイのビーチ

 

「パウ」は、「終わり」という意味。これ、なんでもかんでも本当によく登場します。「Pau Hana」で「仕事が終わった」という意味になるのですが、これは「仕事が終わったからのんびりするぞ」とか「リラックスして過ごせるぞ」といった意味も含んでいます

転じて、金曜日は「パウ・ハナ・フライデー」と呼ばれたりもします。「仕事が終わったから、週末を思う存分楽しむぞ!」という気持ちが伝わってきますね。日本語の「花金」とだいたい似たような感じです。

レストランで、サーバー(給仕)に「パウ?」と聞かれたことはありませんか? これは、「もう食べ終わった?(食べ終わってたらお皿を下げるよ)」という意味。食べ終わっていたら「パウ!」と答えましょう。

バスの行先表示に「Pau 」と書いてあったら、「運行終了」の意味です。バス停で手を挙げても停まってくれませんので気をつけましょう。

この言葉も「ポー」と言う人が多いのですが、「パウ」が正解です。「ポー」は英語の発音なので、「ポーじゃなくてパウだよ」と突っ込んでもいいかも。

 

というわけで、ワンポイントハワイ語解説はこれにてPau。

また会う日まで、A hui hou!

【文:海外書き人クラブ 相原光 http://ameblo.jp/hikaruhawaii/

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