すでにライターをしているが仕事を増やしたい。量もだけど、質の高い仕事をもっとしたい。
書くことが好きだから、未経験だけどライターとして仕事をしてみたい。
そんな風にお考えの方、ぜひ海外書き人クラブをご検討ください。
こんにちは。お世話係の柳沢有紀夫です。
今回は「海外書き人クラブへの入会を考えている」という方に、そのメリットを伝えたいと思います。
※仕事を発注したいという方は、【海外ものなら「海外書き人クラブ」! その4つの理由】をご覧ください。
※今回の記事は「海外書き人クラブ」へのご入会をお考えの方向けに書いたものです。「全日本書き人クラブ」の場合もだいたい同じですが、少し違う点もあります。
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1 すぐに著名出版社などの仕事ができる
著名な出版社などの仕事をしようと思っても、まず「どうやってコンタクトをとるか」というところで行き詰まることがほとんどだと思います。メールアドレスや電話番号を発見したとしても、編集者のみなさんは基本的には非常にお忙しいですから、相手にされないことがほとんどではないでしょうか。
でも海外書き人クラブに入れば、すぐに著名な出版社との仕事ができます。それは海外書き人クラブと著名出版社との間に太いパイプがあるからです。
実際、ライターになってまだ半年程度という会員でも、たとえば下記のような仕事をしています。
【雑誌】
- 「子ども地球ナビ」(『ジュニアエラ』朝日新聞出版・月刊誌)
- 「こんにちは!世界の小学生」(『ちゃぐりん』家の光協会・月刊誌)
【ウェブサイト】
- 「世界の子育て」(『日経DUAL』日経BP社・不定期更新)
- 「海外トレンドリポート」(『ぐるなびpro』株式会社ぐるなび・月2回更新)
- 「海外旅行」(『サライ.jp』小学館・すべてではありませんが記事の多くを手掛けています)
【書籍】
- 『ビックリ!世界の小学生』(柳沢有紀夫・著 海外書き人クラブ・協力 KADOKAWA)
ここで少し昔話がはいります。
私がオーストラリアに移住したのは1999年。当時勤めていた日本の広告会社でのコピーライターを辞めて、そのタイミングでフリーライターになろうと思ったのですが、編集者とのコンタクトが本当に難しかったです。
知り合いの知り合いを紹介してもらって移住前に手みやげを持って挨拶に行ったり、書いたコピーの中でルポ的なものをコピーしてなんのつてもないのに送付したり。でもなかなか返事はもらえなかったし、仕事も期待したほど増えませんでした。
あたりまえですよね。向こうだって本当に忙しいのですから、コピーライターだったとはいえ出版業界に関してはズブの素人のライター志望者に対してわざわざ時間をとろうなんて思いません。
そんなつらかった当時のことを今でもときどき思い出して、ふとこんな考えが頭に浮かぶのです。
「ああ、あのとき海外書き人クラブがあれば、どんなにラクだったか」
冗談めかしていますが本気でそう思っています。
2 ギャランティーの高い仕事が多い
著名出版社などでは少ないとはいえ、「海外ライターを募集している」という会社がまったくないわけではありません。でも……ギャランティー(支払金額)を聞いて、唖然とすることもまた少なくありません。
たとえば「1文字1円」とか「1文字2円」とか。最近ではそれを下回る「1文字0.5円」、いやいや「1文字0.1円」などというギャランティーもあるようです。
「いや、別に驚かないけど。ふだんそういうギャランティーで仕事しているから」という方。ダメです、ダメです。あなたは驚かないといけません! そんな低額ではないライティングの仕事は世の中にいくらでもあるのですから。
もちろん取材はおろか調べ物もまったくしないで好き勝手に書けるのであれば、「1文字1円」でも時給換算にして1000円とか2000円くらいにはなるかもしれません。でもちゃんと調べて書く仕事であれば、「1文字1円」とか「1文字2円」だと、おそらくブラックバイトも真っ青な時給になると思います(すみません。色変えて遊んである場合じゃないですね)。
それがもしも仮に「1 すぐに著名出版社などの仕事ができる」で書いたような著名出版社や有名媒体での仕事であれば、時給換算にして数百円でもいいのかもしれません。中にはタダでも書きたいという人もいるでしょう。というのはそうした有力媒体に書くことによって自分の宣伝になるからです。「○○○○○で連載をしています」といった具合に。それであなたのライターとしての箔がつきます。
でもネットでライターの募集をかけているライティングの仕事の場合、残念ながら将来的にご自身の宣伝になるような媒体のものはそう多くはないと思います。
安いギャランティーでこき使われた末に、「ああ、ライターなんて儲からないからやめよっと」。そんな風に諦めてしまう人が増えてしまうのがその人にとっても残念ですし、もしもその人が海外書き人クラブのことを知っていたらと思うと私たちにとっても損失なのです。
もちろんライターの仕事というのはベストセラー作家にでもならないかぎり、大儲けできる仕事ではありません。たぶん起業でもしたり芸能人を目指したりしたほうが大金持ちになれる確率は高いです。だから「すぐにウハウハ状態になれる」という変な夢は持たないでください。
でも書くことが好きな人がブラックバイトなど目じゃないほどの低賃金状態で働くことで、この世界を諦めてしまうのは本当に残念だと思うのです。
海外書き人クラブならば、労働に見合ったギャランティーの仕事をたくさんこなせます!
3 商業出版のチャンスがある
書くことが好きなみなさんは、「いつかは自分の本を出したい」と夢を持たれていると思います。自費出版とか協力出版のように自分がお金を持ち出すのではなく、出版社から印税をもらう「商業出版」という形で。
私自身もそうでした。子どものころから「いつかは自分の本を出したい」とずっと思ってきました。コピーライターを辞めてフリーライターになったのも、もちろんオーストラリアに移住して日本語でコピーを書く会社なんてなかったからですが、心のどこかで「これを機会に自分の本という夢の実現に向けで歩みだそう」と考えたのは事実です。
そして最初の本が出ると決まったときは狂喜乱舞しました。そしてちょうどその最初の本が刷り上がるとき日本に一時帰国していたので、出版社まで赴き編集者からまるで卒業証書を授与されるように見本を渡されたときの天にも昇るような気持ちは今でも忘れません。
みなさんにも、ぜひそんな気持ちを味わってもらいたいと思っています。
商業出版はチェックが甘くなりがちな自費出版とは違い、ものすごく大変です。出版社も大金を出して、売ることでそれを回収しなければいけないのですから。でも大変な道のりを乗り越えつづけた先に、ものすごい感動が待っています。山登りのようなものです。
とはいえ編集者のみなさんは基本的にはものすごく忙しいです。原稿を持ち込んでも読んでもらえないことがほとんどだと思います。または自費出版のための部署や関連会社を紹介されるだけとか。
でも海外書き人クラブには、出版企画を受け付けてくれる会社とのパイプがあります。そして会員から企画を募集して出版会議にかけてもらうことができます。そしてまず1本、企画が通りました!
まだ実際の出版物にはなっていないのですが、2019年の早い時期にはたぶん発表できるはずです。
出版したい企画がある方、ぜひ海外書き人クラブへ。
4 デメリット? 「テスト原稿」の提出が必要
メリットばかり書くのは一方的なので、デメリットも挙げておきます。まあ、このくらいのことをデメリットと感じる方は少ないとは思いますが……。
海外書き人クラブでは入会希望者にテスト原稿の提出をお願いしています。それはなぜかというと「➀どのくらいの文章力があるのか把握しておきたいから」と「②指定された条件通りに書ける人かを知りたいから」です。
➀に関しては、ある程度実績のある方だと「この記事を書いたのでリンク先を見てもらえばわかるはず」とお考えになるかもしれませんが、発表されている記事は編集者が手を加えたり、場合に寄っては大幅にリライトしたりして格段に良くなっているものも少なくありません。よってそれが一切ないものを見たいのです。
②に関しては、海外書き人クラブで回している仕事のほとんどが、「得意先のリクエストに応えるタイプの仕事」だからです。まあ、芸術の大家にでもならないかぎり、仕事なんていうものはある意味ですべてそうなのですが……。入ってもらってからコントロールされたくない方だと判明するのは、得意先にも迷惑になりますし、海外書き人クラブも困りますし、その方ご本人にとっても決していい経験ではないと思います。
以上が「テスト原稿」をお願いしている理由です。
とはいえ、これはいわゆる「落とすためのテスト」ではありません。ライターとしてもですが、まずは社会人としてきちんとされている方か。課題を出されたらきちんと対応できる方か。そこを知りたいと思っています。
テスト原稿を書くのは「いい投資」だと思ってください。海外書き人クラブに入会すれば、そんなものすぐに回収できます。
以上、海外書き人クラブに入会するメリットでした。やる気のある人をお待ちしています!
他にどんな仕事があるかは……
または
をご覧ください。
海外書き人クラブの詳しい説明はこのページの下部をご覧ください。
【文・柳沢有紀夫】
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