海外在住の日本人のみなさん、日本一時帰国時のインターネットアクセスはどうしていますか? 今日は様々な手法のプラス面・マイナス面を考えてみましょう。
こんにちは。海外暮らしもそろそろ20年、つまりは「一時帰国のベテラン」でもある海外書き人クラブ所属の君田亜礼です。
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今やインターネットがなくては生きられない時代。当然一時帰国時もそうですよね。仕事でメールなどのやりとりがある人だけでなく、何かをネットで検索したり、どこかへ行くルート検索したり、SNSを覗いたり投稿したり。スマホで撮った画像も瞬時に「グーグルフォト」でバックアップしておけば、いざというときでも想い出がいっぱいつまった大切な写真を失うこともありません。
逆に言うと……1日でもインターネット接続ができないとなると不安になり、実際にあれこれ困るのが、現代人の私たちです。インターネット接続は、日々の生活に欠かせないライフラインの一種です!
というわけで、まずは一時帰国のインターネット接続にはどんな方法があるのか列挙してみましょう(まどろっこしいのがお嫌いな方は、ページの中ほどから読んでいただいてもだいじょうぶです)。
一時帰国のインターネット接続。5つの方法
- ホテルに宿泊し、そこの無料wi-fiからアクセス
- 実家などに泊まり、設置されているwi-fiからアクセス
- ファーストフードなどの無料wi-fiスポットに通いアクセス
- 「日本国内用レンタルSimカード」でテザリングしてアクセス
- 「日本国内用レンタルポケットwi-fi」を持ち歩いてアクセス
こんなところかと思います。
(※「ポケットwi-fi」とは、その名の通りポケットに入る小ささのwi-fiルーターです)
私の実家はパソコンを使わない両親だけが住んでいるので当然wi-fiもなく、かつては上記3の「無料wi-fiスポット」をベースに、どこか旅行するときは1の「ホテルの宿泊者用無料wi-fi」を用いていました。……あの「最強のアクセス方法」を知るまでは! でもその「最強のアクセス方法」を知って今となっては、「なんて面倒で無駄なことをしていたんだろうなあ」とかつての自分にあきれ返っています。
その「最強のアクセス方法」を今からお伝えしますが、その前にそれぞれの手法のブラス面とマイナス面も挙げてみましょう。
一時帰国のインターネット接続。それぞれのプラスマイナス
1 ホテルに泊まり、そこの無料wi-fiからアクセスする場合
【プラス面】
- たいていの場合、宿泊すれば無料
【マイナス面】
- 「セキュリティ保護」がないオープンな接続で、パソコン内の大事な情報やパスワードが他人に盗まれる危険がある場合も……
- 外出したときにはアクセスができず、他の手法を用いる必要がある
2 実家などに泊まり、設置されているwi-fiからアクセスする場合
【プラス面】
- おそらく無料(がめつく請求する両親などではない場合)
- 通信速度が高い(最新型なら)
【マイナス面】
- 外出したときにはアクセスができず、他の手法を用いる必要がある
3 ファーストフードなどの無料wi-fiスポットに通いアクセスする場合
【プラス面】
- 無料(に見えますが、じつは大きな落とし穴が!)
【マイナス面】
- 「セキュリティ保護」がないオープンな接続で、パソコン内の大事な情報やパスワードが他人に盗まれる危険がある場合も……
- コンセントがない場合、バッテリーの寿命により作業時間が限られる
- 日本ではまだまだ完全無料のwi-fiスポットが少ない。wi-fi接続のために、朝昼晩と1日3回ファーストフードに行って100円のコーヒーやウーロン茶を飲んでも合計で300円。結局2週間で4200円にもなる。1人ならまだしも2人、3人……と増えるの人数分の掛け算になる。(←これが大きな落とし穴! 結局は高くつくことも……)
- 行き帰りの時間がかかる(特にwi-fiスポットが遠い場合)(←これも大きな落とし穴! かつて私は朝晩、wi-fiスポットへの行き帰りだけに30分ずつかけていた(涙)。「こんな行き来をするためにオレは一時帰国しているのか」と情けなくなった記憶がまざまざと蘇る(号泣)
4 日本国内用レンタルSimカードでテザリングしてアクセスする場合
(※「テザリング」とは、簡単に表現すると「スマホをwi-fiルーターとして使用すること」です)
【プラス面】
- 持ち運べるので、いつでもどこでもアクセスできる
- 今やよほどの山奥でない限りネットに接続可能
- 自分が使い慣れたスマホのSimカードを変えるだけでいい
- ネットへのアクセスだけでなく、電話もかけられる
【マイナス面】
- レンタルwi-fiと比べてスピードが遅い
- 電気消費量が多いので、バッテリー切れを起こしやすい(「モバイルバッテリー」を持ち歩くと少しは安心だけど……そけだと「レンタルポケットwi-fi」を使うのと、「かさばり具合」はいっしょになる)
5 日本国内用レンタルポケットwi-fiを持ち歩いてアクセスする場合
【プラス面】
- 持ち運べるので、いつでもどこでもアクセスできる
- 今やよほどの山奥でない限りネットに接続可能
- 1台レンタルすると、最大10台のパソコン、スマホ、タブレット、ゲーム機などから同時にアクセスできる
- 長時間の接続が可能
【マイナス面】
- スマホでネットにアクセスする場合は、スマホとレンタルwi-fiの両方を持ち歩かなければならないので、「レンタルSimカード」よりは少し重くてかさばる
- 知り合いとの電話であればMessengerなどで無料でできるが、そうでない相手(たとえばレストランなど)にかける際にはSkypeの有料通話を使うか、公衆電話を探すか、別途プリペイド電話を購入する(機材は無料のものもあります)必要がある
以上が各接続方法のプラスとマイナスです。
レンタルSimとレンタルwi-fiの二択。より便利なのは……
以上の接続方法のうち、どれがいいかは人によってわかれます。
普段からインターネットには1日1~2回、短時間しかアクセスしなくて、日本一時帰国時は電話もあまりしないという方なら、「1 ホテルの無料wi-fi」「2 実家のwi-fi」「3ファーストフードなどの無料wi-fiスポット」で充分だと思います。無駄な出費が避けられますからね。その分、居住国に戻る際のおみやげ代に回しましょう。
ただ仕事も日常生活もインターネットがなければ始まらないという方(たぶんこの記事を読まれているあなたはここに属すると思いますが)だと、「いつでもどこでもアクセス」が必須条件ですから、「4日本国内用レンタルSimカード」か「5 日本国内用レンタルwi-fi」の二択になります。
結論からいうと、「パソコンはまったくもしくはほとんど使わず、スマホを使ってメールやSNSを見るだけ」かつ「一人で一時帰国する」という人なら、「日本国内用レンタルSimカード」でいいと思います。別途「レンタルポケットwi-fi」もいっしょを持ち歩く必要がないので、荷物が増えません(ポケットwi-fiはスマホよりも小さいものですが……)。
一方、
「パソコン中心、またはパソコンもスマホも両方使う」か、
「仕事でワードやエクセルや画像のやりとりもする」か、
「複数台を高速接続したい(配偶者のPCや子どものゲームも含めて)」
という条件のどれか一つでも当てはまる方であれば、
「日本国内用レンタルポケットwi-fi」が断然便利でおトクだと思います。
これが冒頭に書いた「最強のアクセス方法」です。私も最近はこの方法を用いています。
たとえば「東京wi-fi」という会社(もちろん東京以外、日本全国でも使えますから安心してください。笑)から、モバイルポケットwi-fiを借りた場合……。
- データ使用量無制限(画像のやりとりや映像の視聴もし放題!)
- 連続接続時間10時間(もちろん電源につなげればいくらで接続可能)
- 同時接続台数最大10台
という条件で、
- 15日間4000円(実質日額266円。いずれも税別)
- 30日間6500円(実質日額216円。いずれも税別)
です。
つまり、1日3回インターネットにアクセスするためにファーストフードに行って100円のコーヒーやウーロン茶を飲んで「オレ、せっかくの一時帰国なのになんでこんなことしてんだろ?」と悲嘆に暮れるよりも、結果的にはずっと安くあがるんです。
もう一度日額を見てみましょう。
15日間レンタルなら266円、30日間ならなんと216円!
たったこれだけのお金で、いつでもどこでも自由なネット接続が手と入るとしたら、ものすごくおトクだと思いませんか?
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【文 海外書き人クラブ 君田亜礼】
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