海外書き人クラブがお届けする『死語辞典』。「1950年代以前」に流行った死語とは？ そのうち「マ～ワ行」から始まるものの意味と用例・用法をまとめました。
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【マ行】
（お）マタがユルい
股関節の柔軟性が高いという意味ではない。股が閉じられていない→すぐに股を開く→すぐにエッチをする女性、という意味。
「彼女のアソコがユルい」というとまた別の意味になる。日本語は複雑だね。
【類義語】 発展家
【ラ行】
ロンパリ
斜視のこと。ドーバー海峡の真ん中に立って、右目がロンドン、左目がパリを向いてしまうということから。
でも月から見たら、ロンドンとパリなんてほとんど同じ「点」なわけで……。たぶんそういう巨視的な見方ができなかった、コペルニクスが地動説を唱える前にできた言葉なのだろう。
というかそもそもなんでドーバー海峡まで遠征しなきゃいけないのかも不思議。さらにロンドンもパリも内陸部の都市だからドーバー海峡からは見えないし。と、ツッコミどころ満載の言葉。
※少しからかいのニュアンスはあることは理解していますが、この【死語辞典】は「時代の風俗を残す」という文化的意義があると思っているので、敢えて掲載します。とはいえからかいや嘲笑どころではない差別語は掲載しないつもりです。
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