(海外書き人クラブがお届けする『死語辞典』が、1980年代に流行った死語「ありがほ」「ありがぽ」「ありがぴゅー」「ありが十匹」の意味を解説します。用例もアリ。これであなたも死語博士!)
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すべて「ありがとう」の意味。この中で感謝の気持ちが一番強いのは……ないね、一つも。
基本的には「真面目に感謝の意図を伝えるのも照れくさい」というシチュエーションで使われた。用例は「あっ、ペン貸してくれる?」「いいよ」「ありがぽ」とか。間違っても「あなたのこと、本当に好きだった。今までいっしょにいてくれてありがぴゅー」といった場面で使ってはいけない。
ありがほ」「ありがぽ」「ありがぴゅー」は単に語尾を変えただけ。「ありが十匹」は「とう」⇒「十」⇒「十匹」。こちらは主に小学生が使っていた。もしかしたらバブルの時代は大学生よりも小学生のほうが論理的思考をしていたのかもしれない。
【類義語】 サンキュー・ベリマッチョ