【死語辞典】(90年代) バカップル

(『死語辞典』が1990年代に流行った「バカップル」の意味を解説します)

 

スポンサーリンク



「バカ+カップル」。つまり「バカなカップル」のこと。タレントの羽賀研二さんと梅宮アンナさんが、そういう状態だったことからつけられた。

ついでに書くと、梅宮アンナさんのお父さんである梅宮辰夫さんから交際に関して苦言を呈され続けた羽賀研二さんが、「誠意をもって」「誠意を示し」など、「誠意」という単語を連発したところまではいいが、調子にのって桃太郎のような格好で「誠意大将軍」(「征夷大将軍」のダジャレね)と書かれたノボリを手にして現れたものだから、完全に火に油を注ぐ状態になった。……火を見るよりも明らかだろ、お父さんの逆鱗に触れるの!

あの恰好をみたとき、私は羽賀さんにいたく同情した。「『それはマズいからやめろ』と必死になって止めてくれる人が、まわりにいないんだなあ」と。

しかしよくよく考えると、「死語辞典はいいにしてもこういうバカな話を書くのはマズいからやめろ」と止めてくれる人も、私のまわりにいないわけで……。

いずれにせよ、その後、まわりの目を気にせずにひと前でイチャイチャするカップルのことを「バカップル」と呼ぶようになった。羽賀さんと梅宮さんは美男美女だったが、一般社会では「美男になる途上過程にいる男」(ポリティカルコレクトな言い方ね)と「美女になろうと挑戦を続けている女」(同)同士の、ハリセンで頭をひっぱたきなるような二人がイチャイチャした場合、こう呼ばれる傾向が強かった。

『死語辞典』のチョベリグな使い方

 

1) 1950年代から2000年代にかけての死語の「意味」「時代背景」ドンピシャリと解説。「用例」も極力ワンサカ載せます。

2) 画面上のほうのメニュー欄の「死語辞典」にカーソルを合わせると、年代ごとの死語がモロ見えになります

3) 画面右側の「検索機能(虫眼鏡マーク)」に知りたい死語を打ち込むと、バッチグーな答えが得られます。

4) 世代が違う方とのコミュニケーションギャップも、パーペキに埋められます。飲み会が「どっちらけ~」になることも避けられます。

5) 死語の解説は、管理人の独断により行っています。偏りは重々承知の助。どうぞ許してチョンマゲ! (間違いのご指摘はお待ちしております)

6) 「こんな死語もある」というご投稿もウハウハ大歓迎です(すべて反映するとは限りませんが)。なお、著作権は当ブログの管理人が持つものとします。

7) 盗用や無断使用などのアン信じらブルチョベリバ行為は厳禁。管理人にまずご連絡を。リンクはご自由に貼ってください。

※【愉快な死語辞典】は、2000年に設立された海外在住の日本人ライターの集団(カメラマン、コーディネーター、翻訳者なども含む)海外書き人クラブにより運営されています。詳しくはこちらをご覧ください。

海外書き人クラブの詳細はこちら!

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*