(『死語辞典』が1990年代に流行った「ごちそうサマー」の意味を解説します)
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「おつかれさま」とか「ごくろうさま」の「さま」を、夏の意味の「サマー」に言い換えただけ。
用例としてある夏の夜のビアガーデンでの会話を挙げてみる。
オヤジサラリーマンA(部下)「おつかれサマーです」
オヤジサラリーマンB(上司)「おおっ、ごくろうサマー」
オヤジサラリーマンA(部下)「おかげサマーでうまくいきました」
オヤジサラリーマンB(上司)「こちらこそお世話サマー。じゃあ、カンパイ」
(数時間後)
オヤジサラリーマンA(部下)「今日は本当にごちそうサマーでした」
「……だから何?」っていう読者の皆さんの気持ちもよくわかるが、私を責められても困る。「様」を「サマー」と言い換えるだけでたのしいんだったら、それはそれで見て見ぬふりをしてあげるのが大人ってもんでしょう。