(海外書き人クラブがお届けする『死語辞典』が、1980年代に流行った死語「モッコリ(する)」の意味を解説します。用例もアリ。これであなたも死語博士!)
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どぶろくみたいな韓国のお酒……ではない(それは「マッコリ」ね)。
ジャージ、トレパン、薄いパンツ(ズボン)の上から、男性のあの部分が目立ってしまうこと。こんもりと盛り上がっているように見える状態を示した表現。というか「周囲よりももりあがっている状態」を表す「もっこり」という言葉自体は昔から存在した。男性のあの部分を表現するのに用いるようになったのは、おそらく1980年代だと思われる。
モッコリする原因としては「海綿体の充血」がほとんどだが、服の形状や素材のやわらかさで「モッコリ」に見えることもある(類義語の「テントを張る」は、後者の場合は使わない)。
前者の用法は「あんな姿見せられたら、思わずモッコリしちゃうよな」とか。後者は「フレディー・マーキュリーの衣装って、モッコリだよね」とか、「男のバレエダンサーって、モッコリが恥ずかしくないのかな?」とか。