(海外書き人クラブがお届けする『死語辞典』が、1980年代に流行った「ルンルン」の意味を解説します)
スポンサーリンク
若い女性(特に中学生から二十歳前後)が、「うれしい」など好ましい状態のこと全般を表現する万能表現。万能という意味では、現在の「カワイイ」に似ているかもしれない。
用例は「私、今、彼とルンルンなんだ」(仲良しな状態)とか、「なんだか今日はルンルンしちゃう」(気分が高揚している状態)とか。
「今日は憧れのカレとデートです。ルンルン」とか、感嘆詞的な使われ方もした。
のちに、林真理子さんの『ルンルンを買っておうちに帰ろう』(1982年)、中森明菜さん主演のキャノンのコピー機のCM「ルンルンとれる、ミニコピア」(1983年)などにも使われた。