【死語辞典】(80年代) ワンレン

(『死語辞典』が1980年代に流行った「ワンレン」の意味を解説します)

 

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「One Length」の略。つまり「一定の長さ」で切りそろえた髪型のこと。

「一定の長さ」といっても、ワカメちゃんのそれは、ワンレンには入らない。肩より下、肩甲骨にかかるくらいの長さで、かつストレートで、LAXのコマーシャルに出られるくらいつやつやの髪質であることが条件。当時、ワンレンで人気があった女優は浅野温子さん。それと髪の長さはワンレンできちんとそろっているのに、なぜかドラマ『ふぞろいの林檎たち』に出ていた手塚里美さんと石原真理子さんも。

髪の毛をかきあげる場合は、分け目の部分から斜め後ろに。そう言えば、ワンレンの女の子はいつも首が傾いていたが、寝違えたわけではない。肩こりでお困りかと思い、もんであげたいなと思うやさしさを持ち合わせていた私だが、ワンレンの子たちにそんなやさしさはなく、触らせてももらえることなど一度もなかった。

……なんで泣きながらこの原稿、書いてるんだ、私?

【関連語】 ボディコン

『死語辞典』のチョベリグな使い方

 

1) 1950年代から2000年代にかけての死語の「意味」「時代背景」ドンピシャリと解説。「用例」も極力ワンサカ載せます。

2) 画面上のほうのメニュー欄の「死語辞典」にカーソルを合わせると、年代ごとの死語がモロ見えになります

3) 画面右側の「検索機能(虫眼鏡マーク)」に知りたい死語を打ち込むと、バッチグーな答えが得られます。

4) 世代が違う方とのコミュニケーションギャップも、パーペキに埋められます。飲み会が「どっちらけ~」になることも避けられます。

5) 死語の解説は、管理人の独断により行っています。偏りは重々承知の助。どうぞ許してチョンマゲ! (間違いのご指摘はお待ちしております)

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