【注意!】「Kingsoft Office 2016」を使っていたら、ドキュメントフォルダーの中身が「One Drive」と突然入れ替わるトラブル発生!

怒っているハロウィン用カボチャの絵

マイクロソフトOfficeの互換ソフトの代表格である「Kingsoft Office 2016」。使っていたらとんでもないトラブルが発生したので報告します。とはいえ「Kingsoft Office 2016」のせいなのかは不明です(どなたかパソコンに詳しい方が読んで、原因究明してくれることも祈りつつ)。

こんにちは。海外書き人クラブ所属、オーストラリアアウトドア部のユッキーです。とはいえ今日はアウトドアとはまったく関係のないパソコン系のトラブルです。

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【コトの背景】

じつは私、もともとは互換ソフト否定派です。というのは以前、ある大きなプロジェクトで10人ほどのライターとやりとりしているときに、「コメント機能が見られませ~ん」といった感じの連絡を何人かの人たちからいただいて、理由を探っていったら全員が「互換ソフトユーザー」だと判明したことがあるのです(これはあくまでも「以前」の話で、最新バージョンだとたとえばGoogleドライブの「ドキュメント」(wordの代替ソフト)でもコメント機能が使えるようです)。

そんな代替ソフト否定派の私ですが、この5日ほど「Kingsoft Office 2016」を使っていました。というのはお金に困って……という話ではないのでご安心を。

じつは月曜日に「Microsoft Office」がプレインストールされていないパソコンを新調しました。インストールできる「Microsoft Office 2016」のライセンスを一つ余らせていたからです。

ただその新調したパソコンに「Kingsoft Office 2016」を15ヵ月無料で使える権利がついていたのです。で、「GoogleドライブやMicrosoft Office Onlineというネット系の互換機能はChromebookで使うけど、Kingsoft Office 2016は一度経験がない。自分自身一度も使用せずにあれこれいうのもマズいかな?」と思い、試してみることにしたのです。

 

さて実際に「Kingsoft Office 2016」使ってみると、「意外と優れ者かもしれない」というのがこの数日の感想でした。というのは「Googleドライブ」や「Microsoft Office Online」にはない「縦書きにする機能」が備えられていたからです。書籍のほとんどは縦書きなので、プリントアウトして推敲するときも同じスタイルであるべき。ということでこの機能は特に書籍を書くような物書きにとっては決して譲れないものなのです。

もちろん校閲で「コメント」を入れる機能もありました。「取り消し線機能はあるけど二重取り消し線は引けない」とか、難癖をつけようと思えばできる箇所もいくつかありましたが、どれも細かい話。「正直言ってKingsoft Office 2016で充分」と感じていました。

実際、昨晩寝る時点では、「Kingsoft Office 2016は神かもしれない」という記事を書こうと思っていたくらいです(どこかで聞いたタイトルですね。わからない方がいたら、このページのいちばん下をご覧ください)。

ところが……。

 

【「ドキュメント」の中身がほとんど消えている!】

今朝起きて、パソコンを起動したら、ディスプレイに「○○○○○○をしていますので、パソコンの電源は切らないでください」との表示。「○○○○○○」の部分はたぶん「アップデート中なので」とかそんな話だと思うのですが、定かではありません。「またまたいつもの、おせっかい気味レベルの世話好きマイクロくんのご登場か」程度にしか思っていませんでした。ところが……。

それが終わっていざ「ドキュメント」を開こうしたら、何やら違和感が……。よくよく見るとアイコンの右下に「緑の丸に白いティック」がついていました。

スクリーンショット

その時点でも「なんだろ、これ?」くらいにしか思っていなかったのですが、クリックして開いてみると……。

なんと、今まで作ってきたワードファイルやフォルダーがほとんど全部消えていたのです! 前のパソコンから移した過去3年分くらいの。下記の画像で「文章1」などと書かれている「Microsoft One Drive」で殴り書き気味に書いたファイル数点以外すべて。

スクリーンショット

この画面を見たときのショックはおわかりいただけると思います。まあ、大切な文章はUSBドライブやハードディスクにバックアップは取っているのですが……。また、あれこれ調べてみると、「隠しファイル」という状態になっていて、完全に消えてしまったわけではないことがわかり一安心しましたが……。

 

【何が起きたのか考察】

いったい全体、自分のパソコンに何が起きたのか。どうすればこの問題は解決できるのか

症状は「windows10の〈ドキュメント〉および〈ピクチャー〉フォルダーの中身が、One Driveのものに入れ替わっている」です。

さっそくネットで調べてみましたが……同じような症例はまったく見つかりません。「windows10の〈ドキュメント〉フォルダーなどの中身が、空になる」はあるのですが、「One Driveのものに入れ替わっている」は結局発見できませんでした

 

これから先は私の推測です。

windows10は初期設定で、「PC(以前の言葉だと「マイコンピューター」)内のソフト版のOffice」と「One DriveのOffice Online」を「同期化」、つまり同じコピーを取っておく機能があるようです。まあ、これはこれで便利なのかもしれません。

で、今朝の起動時にディスプレイに「○○○○○○をしていますので、パソコンの電源は切らないでください」と表示されたときに、この同期をしていたのでしょうが、その際「Kingsoft Office 2016」で作った文章が入った「ドキュメントフォルダー」が「One Drive」に差し替えられたのだと思います。

これは「Kingsoft Office 2016」が何かをやらかしたのか、はたまた「おせっかい気味レベルの世話好きマイクロくん」の仕業なのかは、素人の私にはわかりません。ただこんなことを切実に思いました。

「同じような予期せぬ変化が突然起こって、そのたびに何時間も対応に時間を取られるのは嫌だなあ」

 

【解決策】

というわけでその可能性を極力減らすために、「Kingsoft Office 2016」はアンインストールして、「Microsoft Office 2016」をインストールしました。

繰り返しますが、パソコンはもう25年も使っているわりには詳しくはない私には、検索しても同じ事例が探せなかったので、何が原因なのかわかりません。「ネットに同じ事例が上げられれば……」という気持ちもある反面、「同じトラブルに巻き込まれる人が出てほしくない」という思いもあります。

パソコン関連のトラブルって絶望的な気分になりますからね。みなさまもお気をつけください。

【文:海外書き人クラブ ユッキー】

(冒頭に「~は神かもしれない」の話、このページをいちばん下までスクロールしていただくと答えらしきものが見つかります)

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