みなさ~ん。カラダ、動かしてますか~? 生きていることだけが取り柄、海外書き人クラブ所属、オーストラリアアウトドア部のユッキーです。ユッキーです。今回はオーストラリアのノーザンテリトリー(北部準州)の州都ダーウィンからほど近い「リッチフィールド国立公園」(Litchfield National Park)を紹介します。
はい、そうなんです。「リッチフィールド」というカタカナからはついつい「Rich field」という英語が浮かんで「肥沃な大地なのかしらん?」と思ってしまいますが、スペルは「Litchfield」です。たぶんこのあたりを開拓したか何かした人の名前でしょう。
同じダーウィンから行ける国立公園としては「カカドゥ国立公園」のほうが有名ですね。あっちは世界遺産だし。この「世界のコトなら」でもいち早く紹介されていました。でも「リッチフィールド国立公園」も負けず劣らずいいところなんです。いや、カカドゥを凌駕している部分もたくさんあります。
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「リッチフィールド国立公園」が「カカドゥ国立公園」と比較して優れている点
- ダーウィンから近く、見どころも集中しているので、日帰りで充分満喫できる
- 「天然のプール」などで水遊びが、簡単に楽しめる
「リッチフィールド国立公園」が「カカドゥ国立公園」と比較して劣っている点
- 絶景度は低い
- ワニはたぶん目撃できない
- アボリジニなるアートは鑑賞できない
つまり、「カカドゥ国立公園」は「文科系」、「リッチフィールド国立公園」は「体育会系」中心の楽しさですね。極めて大雑把にいうと。つまりは別々の楽しさがあるから「両方ぜひ」ってことです。
さて「リッチフィールド国立公園」に行くには、通常バスツアーに参加します。大手の旅行代理店のツアーから、こんな感じのマイクロバスで行くパッカーツアーまであれこれです。
見どころ1 巨大アリ塚
ダーウィンを出発して1時間半ほどで「リッチフィールド国立公園」に入ります。その後10分ほどして、この巨大アリ塚(Magnetic Termite Mound)に到着。「巨大」と言われても大きさがわからないかもしれないので、モデルさんに入ってもらいましょう。
……いやいや、素人はこれだから困る。仕方がない。私がやるっ! どけっ!
なんてことは言いませんが、こういうものはやっぱり……。
……こうやって支えるフリして撮らないと。カメラマンさんもちょっと右肩下がりで撮って、「支えている感」を出してくれていますね。意図したんじゃなくて、笑っちゃって水平が取れなかっただけかもしれませんが。
それからこんなもんで倒れるものではないので安心してください。それと、無茶苦茶硬いんです。
見どころ2 フローレンスフォール
次の見どころがこの「フローレンスフォール」(Florence Fall)です。「おいおい。確かにいい景色だよ。けど、これじゃあ、全然体育会系じゃないだろがっ!」という声が聞こえてきそうですが……。安心してください。あの滝つぼまで歩きます。階段をがんがん下って。
そして到着するのがここです!
ふうっ、しあわせ~。
近づくと滝もなかなかの迫力です。右下の青年、ちょっと痛めつけられている感があります。
帰りの階段に関しては書くのをやめておきます。水、水を……。
見どころ3 バリーロックホール
「フローレンスフォール」と違って、この「バリーロックホール」(Buley Rockhole)は駐車場からすぐそこです。
普通に泳ぐのもいいですし、小さな滝みたいになっているところで水流を浴びるのも幸せです。「天然のジャクジー」というか、「天然の打たせ湯」というか。
見どころ4 ワンギフォールス
ツアーの締めくくりはだいたいこのワンギフォールス(Wangi Falls)だと思います。
ここは基本的には「遊泳可」なのですが、獰猛で人を襲うこともあるイリエワニが「期せずして侵入していることもある」そうです。雨季になってあちこちの池や川が氾濫すると、入ってくるんでしょうね。
毎年雨期明けにはチェックして、もしいたら捕獲して、人が立ち寄らないエリアに移送しているようですが、もしも「閉鎖(Closure)」の標識があったら絶対に入らないにしてください。もうすでに二か所で泳いだので、泳ぐ気がしないかもしれませんが。
最後に、「リッチフィールド国立公園」全体の案内図を貼っておきます。
以上、「リッチフィールド国立公園」4つの見どころでした。ダーウィン訪問の際は、カカドゥ国立公園だけでなく、ぜひこちらもお立ち寄りください。
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【文:海外書き人クラブ ユッキー】
(「海外在住ライターを使ってみたい」と思われている方。「海外在住ライターになりたいと思われている方。耳寄りな情報があります。ぜひこのページの下のほうまでご覧ください)
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