【世界のコトなら。】をスタートさせてから、ちょうど1ヵ月が経ちました。そこで今までの人気記事を発表します。未読の方、ぜひご覧ください。
こんにちは。海外書き人クラブお世話係の柳沢有紀夫です。
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「ところで【世界のコトなら。】って何?」という声が聞こえてきましたが、はい、あなたが今読んでいるのがそれです。世界約80ヵ国の現地在住日本人プロライター集団「海外書き人クラブ」がみなさまに様々なネタを提供するとともに、メディアの方々にネタ提案するという位置づけでやっています。
というわけで、トップ3の発表です!
第3位 【画像の盗用予防にウォーターマーク(透かし)。4つの着目点】
ここのところあちこちから文言やら画像やらを盗作・盗用して、コピペして一丁上がりと記事を仕上げる「まとめサイト」やら「キュレーションメディア」やらが問題になっていますよね。そういうサイトに画像を盗用されないように、「ウォーターマーク」または「透かし」といわれるものを入れる方法を紹介しました。
「まとめサイト」やら「キュレーションメディア」をつくろうというのは、アイディア的に正しいです。それで検索エンジンの上位に来るというシステムなわけですから。Googleが「まとめサイト」を上位に表示するという方針なのもわかります。「検索する人が満足できる情報」が上位に来ないと、彼らの検索エンジンは使ってもらえなくなりますから。そして当然のことながら、「検索する人が満足できる情報」というのは、「今日は何をした」的なブログではなくて、「ノウハウ・ハウツー・情報がまとまっている」ページですよね。
つまりちゃんとした「ノウハウ・ハウツー・情報伝達サイト」は、何も悪くありません。この【世界のコトなら。】もそうですし。
ただ、それは法律の範囲内でやらなければいけないことですよね。盗用や盗作をする個人も、そうするようにマニュアル化して指示を出していた会社も罰は受けて、そのうえで改善してほしいと思います。
で、改善してちゃんとした「ノウハウ・ハウツー・情報伝達サイト」をつくりたいなと思っている会社の方は、ぜひ海外書き人クラブにご連絡ください。特に「海外生活」「海外旅行」「海外情報」などの分野であれば。
……なんだ、この我田引水は。
だけど、本当にそうですよ。今までパクラー(「パクリをする自称ライター」のこと)にどれくらいのギャランティーを払っていたのかわかりません。たぶん数千円のレベルでしょう。それと同じというわけにはもちろんいきませんが、数万円でオリジナルの記事と画像が手に入るのですから。「法律違反しているような気がする」とひやひやしながら運営されるよりも、胸を張ってお仕事ができたほうがずっといいはずです。
第2位 【ライターのレベルアップに絶対必要な4ポイント】
これは【続・ライターのレベルアップに絶対必要な4ポイント】と2回連続で掲載した記事の第1弾です。なんでこの記事を書こうと思ったかというと、スキルアップすれば、自己評価も上がるし依頼も増えるので、まずライター本人が幸せになれる①。短い時間で、いい原稿があがってくるからクライアント(編集者など)も幸せになれる②。時間をかけて原稿チェックをするような仕事が減れば、当然収益性があがるので海外書き人クラブお世話係の私も幸せになれる③。
つまり「ライター本人」も「クライアント(編集者など)」も「海外書き人クラブお世話係の私」もすべて幸せになれる。まさにwin-win-winの関係になれるからです。
まあ、「ライター本人・クライアント(編集者など)・海外書き人クラブお世話係のwin-win-winの関係」というのは、2000年の設立当時から考えてきたことで、さらにそれを強化したいと思ったのです。
ちなみに海外書き人クラブをつくる直前に一瞬、「世界各国のライターを社員として雇って、全員が在宅勤務の会社にする」というアイディアが浮かんだんですが、すぐに消しました。どう考えたって、給料と呼べる額は払えないからです。
で、雇用契約は無理だとしたら……「必要なときだけお願いできる仲間」という形にすればいいと気づいて、今の組織ができあがりました。
今、世界で注目されている企業って、じつはこのパターンが多いんですよね。宿泊施設貸し出しサービスサイト「airbnb(エアービーアンドビー)」とか、配車ウェブサイト&アプリの「Uber(ウーバー)」とか。検索エンジンの「Google(グーグル)」もそうです。売り上げの割には会社自体の社員数は少ない。
そして「airbnb(エアービーアンドビー)」なら宿泊場所提供者と利用者、「Uber(ウーバー)」なら運転手と利用者、「Google(グーグル)」ならサイトをつくる会社や個人と利用者という具合に、社員ではない外部の人に活躍との場を提供するというのが、彼らの事業の根幹ですよね。
それと同じようなシステムを2000年の時点で始めていた海外書き人クラブは、言ってみればクラウドソーシングの走りなわけで、我ながら「時代の一歩先を行っていたなあ」と今になってビックリしています。
ただ惜しむらくは、「ウェブ上でのマッチング」みたいなことに上記3社ほど力を入れていなかったから、時間ばかりかかって収益性は低いです。でもライター一人ひとりの実力があがれば、わざわざ私が間に入らなくても、ウェブ上でマッチングができる。そうしてさらに強固な「win-win-winの関係」をつくることができる。今考えているうちのはそういうことです。
「まとめサイト」や「キュレーションメディア」も、「クラウドソーシング」とか「執筆者と利用者のウェブ上でのマッチング」という意味では、じつは上記の3社とアイディアはいっしょ。つまりそれ自体は決して悪いものではなく、単に極めて現代的な企業運営なだけです。
ただ改善すべきなのは、盗作や盗用をせずに法律と良心の許す範囲内で人に胸を張れる仕事にすること。「Uber(ウーバー)」も「一般人が客を取るのは白タクと同じ」という指摘を受けて、日本でのサービスを停止しているわけですから(とはいえタクシーのほとんどない過疎地ではいいシステムだと思うんですけどね、個人的には)。
第1位 【編集者が語る! 海外ライターがチェックすべき7項目】
そして栄えある第1位は、こちらです。もうぶっちぎりの断トツです。しかもこれ1ヵ月間、のべ31記事アップした中で唯一、私以外が書いた記事です。……どんよりと落ち込みそうになってきましたが、執筆者の大塚智美さんに「こういうテーマで」とお願いしたのは私なので、私の企画力もよかったのだろうと思いこむことにします。
これも第2位の【ライターのレベルアップに絶対必要な4ポイント】と同じく、「クライアント(編集者)とライターと海外書き人クラブが、さらに強固なwin-win-winの関係になれば」と考えて、依頼したものです。
以上が閲覧数トップ3の記事です。「カテゴリー」別で見ると、3つともすべて「海外ライター」に入りますが、「海外生活」「海外旅行」などもあるのでぜひご覧いただければ幸いです。
来週早々に、私以外が書いた「海外旅行」の記事をいよいよ配信する予定です。ご期待ください。
【文:海外書き人クラブ 柳沢有紀夫】
(「海外在住ライターを使ってみたい」と思われている方。「海外在住ライターになりたいと思われている方。耳寄りな情報があります。ぜひこのページの下のほうまでご覧ください)
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