【オーストラリア在住ライター直伝】イエローウォータークルーズ(世界遺産・カカドゥ国立公園)をおすすめする5つの理由

イエローウォータークルーズの船

今回は特別記念として、世界遺産「カカドゥ国立公園」の中でも最もオススメのアクティビティー、「イエローウォータークルーズ」を紹介します。

こんにちは。海外書き人クラブ所属、オーストラリア在住ライターの柳沢有紀夫です。

さて、何が特別記念かというと……。2016年11月11日に始めたこの「世界のコトなら」。「3ヵ月は絶対何があっても毎日記事をアップしよう」と心に決め、実際クリスマスイブのデートの誘いも、元旦のお年玉のおねだりもはねのけ、欠かさずアップしました。そして今日でいよいよ目標だった3ヵ月を完了!

この日は何の記事にしようか、じつは前々から決めていました。それがこの「イエローウォータークルーズ」です。

この「世界のコトなら」の第1回で「カカドゥ国立公園」を特集したのですが……6つのオススメポイントを網羅したので最大のオススメスポットである「イエローウォータークルーズ」の紹介があっさりしてしまったと反省。そこで今回は「イエローウォータークルーズ」の魅力だけにしぼって、徹底的に語ります! ちなみにここでお見せするのは全部私のオリジナル写真です。

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イエローウォータークルーズの場所はココ


近くのクイーンダロッジカカドゥ(Cooinda Lodge Kakadu)などの宿泊施設から送迎バスが出ます。

 

1 獰猛なイリエワニがうようよいる「野生の王国」

ワニ

野生で見る動物は、やっぱり動物園と違って迫力がありますよね。特に「襲われたらかなりの確率で死ぬな」と感じるような大型の肉食獣は

とはいえ動物園ほど近くで見られないことがほとんど。だけどイエローウォータークルーズは違います。ワニたちを至近距離から見ることができるんです!

ワニに次ぐ私の野生動物遭遇体験は、六甲山の風吹岩でわずか2メートルの距離で対峙した巨大イノシシですが、迫力ではワニのほうが数倍上。思い出しただけでも体の奥がゾクゾクします。

2 水鳥たちがたたずむ「自然の楽園」

カワセミの仲間

様々な鳥たちに出合えるのもイエローウォータークルーズの魅力です。上の写真はカワセミの仲間ですね。日本語だとなんだかかわいい名前ですが、英語では”kingfisher”。「魚獲りの王様」ということでしょうか、なかなか勇ましい名前です。

コウノトリの仲間

そして上の写真が”Jabiru”と呼ばれていますが、本物は南北アメリカ大陸に生息するこれとよく似た別の鳥だそうです。本当の名前は”Black-necked Stork”、日本語では「セイタカコウ」というコウノトリの仲間です。ちなみにアメリカ大陸の”Jabiru”も「スグロハゲコウ」というコウノトリの仲間です。

そういえぱカカドゥ最大の町(というか集落)の名前もJabiruですね。

 

3 蓮の楽園

蓮

蓮

ピンクや白の蓮の花。蓮といえばお釈迦様の台座ですよね。だからこのイエローウォーターもなんとなく極楽のイメージがあります。

それと凶暴なイリエワニとのアンバランス。天国と地獄が入り混じった背徳感がなんとも言えません。

 

4 あの「天空の鏡」ボリビアのウユニ湖並みの水面リフレクション!

水面に反射する景色

 

川面に映る木々の姿もまた魅力です。そこらじゅうがフォトスポット。クルーズ船がつくる波もまた絵になります。

 

5 朝と夕方で見せるまったく別の表情

黄昏のイエローウォーター

上記の写真は夕方のもの。映っているのは釣り人の小舟です。夕日が照り返す水面も、なんともゴージャスな雰囲気ですね。

夜明けの木

そしてこちらが朝。朝霧の中を進むときなどは、ものすごく幻想的です。

以上イエローウォータークルーズの魅力を紹介しました。

 

YELLOW WATER CRUISES Adventure Tours

時間と料金(2017年2月現在)

  • 06:45発2時間クルーズ(朝食付き) 大人99ドル/子ども70ドル
  • 09:00発2時間クルーズ 大人90ドル/子ども62ドル
  • 11:30発1.5時間クルーズ 大人72ドル/子ども50ドル
  • 13:15発1.5時間クルーズ 大人72ドル/子ども50ドル
  • 16:30発2時間クルーズ 大人90ドル/子ども62ドル

※06:45発のサンライズクルーズと16:30発の夕方クルーズを同時に申し込むと合計金額は大人124ドルまたは126ドルとなりかなりおトクです(サンライズクルーズの申し込みサイトから入ってサンセットクルーズをプラスすると124ドル、逆だと126ドルです)。

【文:海外書き人クラブ 柳沢有紀夫】

 

(「海外在住ライターを使ってみたい」と思われている方。「海外在住ライターになりたいと思われている方。耳寄りな情報があります。ぜひこのページの下のほうまでご覧ください)



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