別に「ラーメン」とか「冷ソーメン」が食べたいときに使うフレーズではなく、ガイジンさんを見かけたときに、ガキンチョが叫ぶ言葉。東京の真ん中とか米軍の駐屯地のそばならまだしも、地方の普通の住宅地ではガイジンを見かけるのがまだまだ珍しくて、「ガイジン→キリスト教宣教師」という発想だったのだろうね。……フランシスコ・ザビエルの時代かよ!
と解説したが、別にガイジンを見かけたときだけでなく、何の脈略もなく発せられることもあった。このあたりは、他の「ガキンチョ語」にも共通する傾向なのだが、なんでガキンチョっていうのは論理的思考ができないんだろうね。
具体的にどんな突拍子もない場面で使われたかというと……たとえば、好きな女の子の注目を浴びたいとき、とか。その女の子の前で突然
アーメン、ラーメン、冷やソーメン!
それだけ言って立ち去る、とか。アホか、と思うが、「好きな女の子をわざといじめる」という行動よりも理解はできる。
2000年代に狩野英行さんが「ラーメン、つけ麺、僕、イケメン」で少し復活させたが、やはり死語に舞い戻り。まあ、再デビューのパートナー選びに失敗した感じだね。
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