プッシュホン(1970年代の死語)

長らく電話はジ~コジ~コと前面についたリング状のものをまわす「ダイヤル式」だったが、1969年にテンキーのように数字の並んだキーボードを指で押すタイプの電話機が登場。これが公募で「プッシュホン」と名づけられた。

1990年には当時のアメリカのブッシュ大統領から海部俊樹首相にかけられた電話を「ブッシュホン」、1999年には当時の小渕恵三首相が電話までだれかれとなく突然電話をかけることを「ブッチホン」と呼んだ。

用例は、

ウチもそろそろプッシュホンにしましょうかねえ

そうだなあ。ダイヤル式は指の筋肉が要るしなあ

とか。

冗談ではなく実際にダイヤル式はそれなりに力をかける必要があった。

【関連語】ピッポッパ

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