江川る(1970年代)

わがままをごり押しすること。「怪物」と言われた江川卓投手が、プロ野球のドラフト制度の「空白の一日」の間隙を突いて、希望通り巨人軍に入団したことから。

この「空白の一日」、スポーツマンがしたから「ゴリ押し」と責められたが、推理小説家だったら「見事なトリック!」とほめられていたと思う。東野圭吾さんの代表作の一つがこれのトリックに近い。ネタバレになるから言えないけど。

その後、「桑田る」という言葉も生まれたが、これはそれほどよくつかわれなかった気がする。

用例は、

アイツはいつも江川るから、まったく手に負えないよ

とか。

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