バイナラ(1970年代)

「バイナラ」は「バイバイ」と「さようなら」を合わせた言葉。意味はまさに「さようなら」。同じ意味の英語と日本語の言葉の一部ずつを合体させるという「人造人間キカイダー」的というか、「ガッチャマン」の「ベルクカッツェ」的な言葉。

お笑いタレントの斎藤清六さんが、「欽ちゃんのどこまでやるの!」に出演していたときに、この言葉を使ったのが始まりらしい。用法は、そのまま

じゃあ、バイナラ!

とか。

「バイ、ナラ」という風に、「バイ」と「ナラ」の間を少し空けるのが、本格的。

21世紀に使用するとしたら、バイアグラで勝手に昇天した援交オヤジを見捨てて、静かにホテルを立ち去るときに、

バイナラ!

やっぱりこれが一番決まると思う。言い方のイメージとしては『セーラー服と機関銃』(薬師丸ひろ子さん版でも堀北真希さん版でもどちらでも可)の「カイ、カン!」みたいな感じよりも、やっぱりおちゃらけたほうがパーフェクト。

でも、死体遺棄または保護責任者遺棄で犯罪になるから、良い子のみんなはマネしないようにね。

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