もともとは「いい子ぶりっ子」(いい子ぶっている子)だったのが、短縮されたものだと思う。ところが徐々に「かわい子ぶりっこ」(かわいい子のフリをしている子)の意味になり、最終的には「無知で純情なフリをしている女の子」とか「本性を隠して、特に男性の前で、ネコをかぶっている女の子」というニュアンスで使われた。同性である女性には特に嫌われた。
用法としては、
ねえ。あんなぶりっ子のどこがいいの?
とか。
えっ、赤ちゃんってコウノトリが運んでくるんだよね?
コノヤロウ、ぶりっ子しやがって。オレのコウノトリをお前の巣に送りこんでやろうか?
とか。
【類義語】 カマトト
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