バンカラ/蛮カラ(~1950年代)

「西洋風・都会風のオシャレな身なりそのものや、それを楽しむ人」などを「ハイカラ」をもじった言葉。意味は正反対で「野蛮や粗野な行動、粗末な身なり。さらにはそれを積極的に取り入れた人」の意味。なよなよとした「ハイカラ」に対するアンチテーゼで、基本的には男性かつ学生にしか使わない。

衣装的には「擦り切れた学生服」「マント」「下駄」「腰手ぬぐい」などを着けているイメージ。

昔ながらの「男子応援団」や、かまやつひろしさんが歌った「我が良き友よ」(作詞・作曲 吉田拓郎)がそのイメージ。

用法は

ウチの下宿の山田くん。バンカラを気取るのはいいけど、学生服、たまにはクリーニングに出してほしいわ

とか、

バンカラってモテない男の言いわけだよね~

とか。

【関連語】ハイカラ

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