ぺーぺー(1960年代)

初心者、若輩者、新入社員など、とにかく経験の少ない人や状態のこと。「フレッシュ」とか「初々しい」といったいい意味ではなく、ネガティブな文脈で使われる。

語源はまったくのあてずっぽうだが、「ペーパードライバー」の「ペーパー」から来ているのかもしれない。または「平社員」「平役人」の「平」を二回重ねて「平平」と書き、これを「ぺいぺい」と音読みしたものが変化した、とか。

用例としては、

おまえみたいなぺーぺーじゃなく、責任者を出せ!

とか、

 

あんたみたいなぺーぺーに何がわかる!

とか。

 

こう言われるとだいたいとドタマに来る。

若い人には使いにくい言葉に見えるかもしれないけど、

課長。スマホに関して全然ぺーぺーですね~

とか、

 

パワポのプレゼン資料を事前に見せろ? 部長みたいなパソコン・ぺーぺーに見せて何か意味があるんですか?

とか。

人間関係を一発で崩壊に導く自爆テロみたいな言葉だから、取り扱いには注意してほしい。

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