べらんめえ/べらんめい(~1950年代の死語)

「べらぼうめ」が変化した言葉。江戸の下町言葉。「何をふざけたことを言ってやがる」くらいの意味で、人をののしるときに用いる。

用例は、

べらんめえ! てめえの無理を通しちゃ、道理なんざ引っ込んじまう

とか。

この「べらんめえ」とか「べらぼうめ」とか「あたぼうよ」とか「てやんでえ」などの罵倒を頻繁に加えながら巻き舌でまくしたてる言葉づかいを「べらんめえ口調」と呼ぶ。仁侠感あふれる言葉づかい。

東京の言葉が「標準語」「共通語」ばかりになって、「江戸弁」の話者が少なくなったのがさびしい。

だけど江戸弁って口が悪いな。笑

【関連語】べらぼう

 

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