と日記には書いておこう（1970年代の死語）

「龍角散トローチ」というのど飴のＣＭシリーズで使われて大流行したフレーズ。憧れているミチコさんという人に道で会い、咳をしていたので龍角散をあげたら仲良くなれたという「実際の映像では起きていない妄想」をモノローグで語ったあと、最後にこのフレーズを加える。

「好きな相手に対してはうまく対応できず、往々にして妄想をくりひろげる」という「誰にでもある体験」を見事に描いて共感を呼んだ。

このＣＭのヒロイン役は村地弘美さん。

用例は、

今日、道でミチコさんに偶然出会った。咳をしていたのでキャンディーをあげたら、口移しで返してくれた。

……と日記には書いておこう。

とか。

それじゃあ、風邪うつされるよね。