「どんどん行け!」から転じた言葉遊び。
意味は「失敗なんてするわけないから、勢いよく進みましょう!」とか「やったモン勝ちですよ!」みたいな感じ。
語源は諸説ある。「富国強兵」の時代から使われていたとの説もある。
60年代に一世を風靡したバンド、ベンチャーズの曲の邦題に「行け! 行け! ドンドン」というのがあるらしい。おそらくこのあたりから一般によく使われた高度経済成長をよく表す言葉だと思う。
部長、ここはもうイケイケドンドンでしょう!
と決断を迫るときに使ったり、
あの人はイケイケドンドンだからなあ~
とボヤいたり。後者は「理論とか冷静さがないタイプ」という意味。まあ、言ってみれば体育会系が標準装備していた気質だね。
仕事以外にも
オレ、あの娘に告白するよ。イケイケドンドン、当って砕けろだ
とか。
……本人の予言通り砕けちゃったヤツも多いが、基本的にはずうずうしいくらいイケイケドンドンのほうが、いい結果が得られることが多い。美人って「どうせオレなんか相手にされないよ」とハナから諦めるヤツが多くて、意外と告白されないらしいから。
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