別嬪/ぺっぴん(~1950年代)

美人」のこと。語源は「別品」で、「特別な品」という意味。それが転じて「容姿が特別な女性」のみをさすようになり、「高貴な女性」を意味する「嬪」の文字があてられるようになった。

しばしば「べっぴんさん」「別嬪さん」と「さん付け」で用いられる。

用法は親戚のおばちゃんが

まあまあ、長いこと見ない間にすっかり別嬪さんになられて

とか。

関連語の「上玉」は「セックスの相手として上等の美人」というニュアンスがあるのに対して、「別嬪さん/ぺっぴんさん」は単に「容姿がきれいな人」というイメージ。

【関連語】上玉 シャン

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