シミーズ(1960年代)

女性の下着の一種。21世紀の服装で表現するなら「ミニスカートくらいの長さがあるキャミソール」。

キャミソール同様、下着のはずなんだけどそれで外出してもOKだった。ただし21世紀のキャミソールと違い、シミーズは「オバチャン専門服」なので、あまり見てうれしいものではなかった。

元はフランス語の”Chemise”で「シュミーズ」のほうが本来の発音に違いが、なぜか「シミーズ」という発音になった。

なぜこの言葉が死語になったかというと、1970年代初頭に全国の「清水」さんから、「女性の下着をシミーズと呼ばないでほしい」という抗議が寄せられたから……ではないと思う。

でも、この言葉が死語と化して、ホッとしている清水くんたちの顔がまぶたに浮かぶようだ。みんな、つらかっただろうね。関西における馬場さんや、九州におけるボボ・ブラジルのように。

*注 関西では固形物の排泄物のことを、俗にババと呼ぶことがある。

*注 九州では女性の大切な部分のことを、俗にボボと呼ぶことがある。で、50年代後半から70年代初頭にかけてよく来日したボボ・ブラジルというなぜかアメリカ人のプロレスラーがいて、九州地区の興業ポスターでは彼の名前が「ポポ・ブラジル」と濁音から半濁音に変えられていたという話がまことしやかにささやかれていた。でもテレビ中継のアナウンサーの音声は変えられず、九州地区の良い子たちは目の、いや、耳のやり場に困ったという。「ボボ、出血です! ボボ、血だらけです!」と言われたって、赤飯炊いてあげるわけにはいかないしね。

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