「おニュー」同様、「お+英語」のパターン。
用例は、
このドレス、おフランス製ざますの。オホホホホッ
とか。
当時は「オシャレと言えばフランス」的な「フランス信仰」みたいなものがあった。同じ先進国でも「おアメリカ」とか「お西ドイツ」は絶対に言わなかった。それとファッションブランドの質と量に関してはフランスに負けていないイタリアも、「おイタリア」とは表現されなかった。「お」はフランス専属だったのだ。
ただ、実際に上流階級が「おフランス」と言ったわけではなく、むしろ「上流階級の鼻もちならないオバサン」を表現するギャグで用いられた……と思う。「思う」としか言えないのは、なんてったって上流階級とのつきあいがないからだ。
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