これは正式名称ではなく、なんて呼んだらいいのかわからなかったので、勝手に「バビブベボ語」と名付けてみた。要は「すべての音の母音に合わせてバビブベボをつけて話す」という遊び。たとえば
よろしく!
なら
よぼろぼしびくぶ!
となり、
ありがとう!
だと
あばりびがばとぼうぶ!
となる。
1976年ころ、東京都江戸川区中葛西の第六葛西小学校では流行っていたが、東京、神奈川、千葉、埼玉あたりからクソ生意気なガキンチョが集まる(私もその一人だが)四谷大塚進学教室では、まったく使われていなかった記憶があるから、ものすごくローカルな盛り上がりだったのか? それとも、中学受験を控えるお忙しい少年少女たちは、そんなことにつき合っているヒマはなかったのか。
この「バビブベボ語」、一見難しいそうに見えるが、慣れるとスピーキングもヒアリングも簡単。……でも「2倍時間がかかるだけだろ、これ」とガキンチョたちもようやく気づいて廃れたのではないか。
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