ルンペン(1970年代)

「乞食」という表現が避けられるようになって、代わりに使われた言葉。ちなみに元はドイツ語。

一昔前で言えば「プー太郎」(←最近、意味が「無職で学生でもない」みたいに変わったけど、登場当時は「乞食」という意味だった)。21世紀で言えば「ホームレス」と同じ。

ただし「乞食」には路上で「物乞い」または「空き缶などを置いてお金を恵んでもらっている」という受け身な生き方のニュアンスがあるが、「ルンペン」「プー太郎」「ホームレス」は「コンビニ裏のゴミ箱から賞味期限切れの食べものを拾う」とか「空き缶を集めて、売って現金化する」とか「自販機で取り忘れられていたり、その下に落ちていたりする小銭を拾い集める」といった逞しさが感じられるのは気のせいか。

 

 

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